同期のサクラ|第8話(12月4日放送)ネタバレ・あらすじ。

ドラマ『同期のサクラ』第8話をご紹介!!



ドラマ『同期のサクラ』第8話を見逃した方も安心!!後で無料で視聴する方法も説明してます。

まずは番組公式HPに紹介された内容をご紹介します!!


2019年12月―。

サクラ(高畑充希)の病室には百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)の姿があった。

意識の回復も見込めず身寄りもないことから、病院からサクラの転院を決断してほしいと頼まれる同期の4人。

そこに、サクラのアパートの隣人・草真(草川拓弥)と小梅(大野いと)が訪れ、こんなことになったのは自分たちのせいだ、と頭を下げる……。

2016年11月。

自らの決断で夢だった故郷の橋の建設を諦めたサクラは、祖父・柊作(津嘉山正種)を亡くしたショックも重なり、重度の喪失感に襲われたまま社会人8年目を迎えていた。

もう一つの夢である“同期の仲間と沢山の人を幸せにする建物を作ること”を心の支えになんとか仕事を続けるサクラだったが、その日、重い体を引きずって家を出たサクラの足は、会社にたどり着く前に自宅に戻ってしまう……。

そして2018年1月。

百合たちは「体調がすぐれない」という理由で1年以上も会社を休職し、誰にも会わずに部屋に引きこもるサクラを心配していた。

これ以上休職期間が伸びると会社にもいられなくなるため、なんとかサクラを元気付けようと知恵を絞る4人。

葵はこちらから悩み相談を持ちかければ、サクラの性格上出てきてくれるのではないかと考える。

翌日。

百合は悩みを聞いてほしいとサクラの部屋を訪ねる。

髪が伸び変わり果てた姿でドアを開けたサクラは、荒れ果てた部屋に百合を上げる。

「外に出る気になれない」と話すサクラに、百合は菊夫がどうしても連れて行きたい場所があるのだと話す。

菊夫がサクラを連れてきたのは二人の思い出の場所。

そこへ行けばきっとサクラの元気が出ると思う菊夫だったが、壊れてしまったサクラの心を前にすると、なす術もなく……。

蓮太郎はサクラの好きだった実家のラーメンで元気づけようとするも失敗。

さらに自分の設計図について意見を求めると、サクラは突然「何も浮かばない」と堰を切ったように泣き出してしまう。

駆けつけたすみれ(相武紗季)がサクラを抱きしめるも、その涙は止むことがなく……。

誰もサクラを救い出せない中、葵はサクラを街に連れ出し、元気づけようとするも、あえなく撃沈。

さらに百合は、サクラのあまりに自暴自棄な態度から口論になってしまい……。

心を病んだサクラを助けることができず、途方にくれる同期たち。

サクラは、そんな4人の気持ちに感謝しながらも「頑張れと励まされるのが辛い」と話し、自分のことを見捨ててほしいと頼む。

今まで自分たちを救ってくれたサクラの豹変ぶりを前に、4人はそれぞれ強い喪失感に襲われて……。

数日後。

サクラの元に書留が届く。

それは会社から、このままでは解雇になる、という通知。

そして黒川(椎名桔平)からのメモが入っていた……。

ドラマ公式HPより引用)

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ドラマ『同期のサクラ』第8話のネタバレ・あらすじ!!



2019年12月

意識もなく、これ以上、この病院に居ても回復は望めず家族がいないサクラは病院から専門の病院に移るように言われていた。

同期が集まり「諦めろって言う事か?」と悩む。

サクラには家族もいないので同期の4人に決断を迫られていた。

そこへサクラの隣の部屋の親子が病院に来た。

「すみませんでした。北野さんがこんな事になったのは私達のせいなんです」と突然謝る。

2016年11月

サクラはじいちゃんが亡くなった事をまだ受け入れられずにいた。

故郷の島に橋を架ける夢は実現できなかったものの「同期のみんなと沢山の人を幸せにする建物を作る夢はまだ残っている」と奮起し会社に行こうと家を出るが途中で引き返してしまう。

2018年1月

サクラのアパートはゴミ屋敷に変貌を遂げていた。

サクラは布団から出て来ない。

百合から「ちょっとでいいから会えない?」と携帯にメッセージが送られてきていた。

「体調がすぐれないので」と百合に返信が届き、それを見た同期達は対策を考え直そうとしていた。

百合も「2~3回会う約束をしたが、その度にドタキャンされた」と嘆く。

「休職して1年以上たつサクラはこのままだとヤバイ」とスミレから聞いた蓮太郎もサクラを心配する。

同期達は、たった一人の家族だけじゃなく故郷に島を架ける夢まで失くしたサクラを元気づける方法を模索する。

菊夫は「俺、サクラにプロポーズしようかな?元気取り戻すまで俺が守ってやりたいから」と言い出すが「OKする訳ないだろ」「今、そんな事されても全然サクラは嬉しくない」と蓮太郎と百合に大反対される。

「自分達がサクラに悩み相談したらサクラも部屋の中に入れてくれるんじゃないか?」と葵は思い付く。

早速、百合がサクラのアパートに向かいサクラに呼びかける。

「すみません。体調がすぐれないので」と携帯でサクラはメッセージを返す。

「今日は相談があって」と百合はドアの前で悩みを打ち明けていたが「こんな所で悩み打ち明けるのもあれだし中に入れてもらえないかな?」と言うとやっとドアは開いた。

出てきたサクラは髪も伸びボサボサで別人のように覇気がなく部屋は悪臭がするほど散らかっていた。

「本当に散らかってるじゃん」と百合は部屋に入るなり窓を開ける。

「外に出る気になれない」と沈みまくるサクラに「気持ちは分かるけどそろそろ会社に来たら?このままだと本当にクビになるよ」とつい強い口調で言ってしまう。

「何故会社に行くのか?と考え出したらどうしても体が動かなくなって」とサクラは再び沈みまくる。

「少しは外に出て気分転換でもしたら?」と百合は外に連れ出そうとする。

「特に行きたい所もないので」と頑なに拒否しようとするサクラに「そう言うと思った。菊夫がどうしても連れて行きたい所があるみたいよ」とサクラの首に百合はサクラ愛用のカメラをぶら下げた。

菊夫は入社2年目にパワハラで悩んでいた時に担当していた図書館が完成したのでサクラに見せる為、連れて来た。

あの時「いいです。ひじょーにいい」と言ってたサクラの言葉を菊夫は覚えていた。

「写真とか撮らないの?」と菊夫が聞いてもサクラにいつものような動きは無くレンズを見る事無くシャッターを切る。

菊夫はプロポーしようと思ったがそんな雰囲気ではない。

菊夫は咄嗟に2年前、何のために働いたら良いのか分からなくなった時、サクラから教えてもらった「自分のケツは自分で叩くしかない」という事を思い出し「俺が叩いてやろうか?」と言う。

サクラは「お願いします」とお尻を出すが、やっぱり叩けない。

「じゃあ自分で」とサクラは自分で叩き始めるが「元気が出ません。やっぱりダメです」と何度も叩く。

見かねた菊夫は「もういいって~」とサクラに言いながら「ゴメン誰か替わって」と降参しメールする。

蓮太郎が「任せとけ」と交代する。

蓮太郎の家のラーメンの大ファンだったサクラに蓮太郎の店のラーメンを食べてもらって元気を出してもらおうとした。

しかし「ちょっと今日は食欲がなくて」とサクラの箸は進まない。

次に蓮太郎は「見てもらいたい物がある」と自分が設計した外資系のホテルの設計図を見てもらいサクラの意見を聞こうとした。

「今までみたいに遠慮しなくていいから」と蓮太郎はウキウキしてサクラの意見を待つ。

しかしサクラはサッと設計図を見ただけで「良いんじゃないでしょうか?腕を上げましたね」と無表情に設計図を蓮太郎に返す。

「え?それだけ?俺的には足りない所、いっぱいあると思うんだけど。もうちょっとよく見てくれよ」と蓮太郎は拍子抜けしながら、もう一回、設計図をサクラに渡す。

設計図をいくら見ても何も意見を言えないサクラは「すみません。何も浮かびません。いくら見ても何も思いつかないんです」と、とうとう泣き出す。

そこへ、すみれが現れサクラが泣いているのを見て「サクラに何言ったの?蓮太郎?」とビックリして店に駆け込んだ。

「そんなに辛いならどうして相談しに来なかったの?いつでも私を頼ってって言ったでしょ」とスミレはサクラを抱きしめる。

「スミレさんに迷惑かけたくなかったから。だって私のせいで社史編纂室に行かされたから」と抱きしめられた腕の中でサクラはまたまた号泣する。

「そんなの心配する必要ないの。私、今年から人事部に戻ったから」とスミレが言うと安心してサクラは「良かった~」とまた泣き出す。

サクラの泣いてる様子を見て蓮太郎も「ゴメン。俺も無理」とメールし今度は葵がサクラと会う事になった。

「安心しろ。無理やり会社に引っ張って行こうなんて思ってないから。最近、マスコミでもやたら忖度って言うけどお前はまさに入社式の時から忖度しない女だったなあ。新人研修が終わってお前だけ希望の部署に行けなくて初めて「私には夢があります」って言われた時の事、俺は一生忘れない。あの時は、おまえみたいなヤツと一生分かり合えないと思ったけど今はお前と一生離れたくないと思う。なあサクラ、俺と結婚しないか?今は働く気にならなかったら無理に会社に行かなくてもいい。お前一人位、俺、養えるし。サクラはきっといい奥さんにも、いいお母さんにもなると思うからさ」と葵は真剣にサクラにプロポーズした。

すると、いつもは無表情のサクラが大笑いする。

「こんな私なんかと結婚したいって言うから。私なんかがいいお母さんにも奥さんにもなれるはずないのに」とサクラは笑いが止まらない。

葵のプロポーズは大失敗に終わり最後は百合が来た。

「服でも買って思いっきり、おしゃれしたら?ストレス発散になるから」という百合の提案だったがサクラは無表情な顔でスマホを操作している。

何をしているのかと百合が見るとネットでジャンジャン高い服やアクセサリーを買いまくっている。

「じいちゃんに仕送りしていたお金をじいちゃんが残しておいてくれたのでお金はある」と言うサクラに「そんな大事なお金、簡単に使って良いの?」と百合は慌てて止めようとする。

「他に使い道もないし」とサクラは、やけくそになっているようだ。

「ゴメン。私はいつもの格好で「私には夢があります」って言ってるサクラが好き。辛いのは分かるけど元のサクラに戻って。故郷の島に橋を架ける夢は叶わないけど私達と一緒に沢山の人を幸せにする建物を作る夢は残ってる」と百合はサクラに訴える。

「夢、夢、夢、夢、うるせんだわんね。夢があれば偉いんけ?夢が無くちゃ生きてちゃいけねえんだけ?もう、やめれ。上から目線で同情すんの。あんたなんかに私の辛さなんか分かるわけねえんだっけ」とサクラは前に百合と喧嘩した時に百合から言われた言葉を今度は自分が百合に言い放つ。

「ブス、ブス、ブス、……。分かった。もうあんたみたいなブスどうなっても構わないから。あの部屋に一生閉じこもって孤独死でもすれば?これ位で喧嘩するんだったら最初っから友達でも何でもなかったのよ私達」と百合はキレまくり、とうとうサクラをその場に残して去る。

いつもの喫茶店で、いつものようにサクラが1週間分のカレーを注文すると同期のみんながそこに座っていた。

サクラを励まそうと各々頑張ったけどみんな大失敗に終わりガックリ落ち込んで「これからどうするか?」と途方に暮れていた。

そんな同期達にサクラは流石に「さっきはすみませんでした」と謝罪する。

「自分でもいけない事だと分かっていながら、この頃自分の感情がうまくコントロールできず悲しくもないのに涙が出てくるし、おかしくもないのに笑いが止まらず、怒るとドンドン腹が立ってくる。だから私みたいなヤツもう放って置いてください」と悲しそうにサクラは喫茶店を立ち去ろうとした。

すると葵がサクラを呼び止める。

「サクラ、俺達はお前と出会ってなかったらこんなおせっかい焼かないよ」と引きとめた。

「もしサクラだったら絶対、俺達の事、放って置かない。何があっても助けようとしてくれるからさ」

「実際、サクラに救ってもらわなければ今頃、会社にいなかったかもしれないし、みんなと仲間になる事も出来なかった」

「だから、どうしてもサクラには元気になって欲しいの。元のサクラに戻って欲しいの」

「じいちゃんを失って辛いのは分かるけど、じいちゃんはサクラがこうなる事、望んでるのかな?」

「じいちゃんの為、残った夢、叶えようよ。みんなで力を合わせて沢山の人を幸せにする建物作ろうよ。今までみたいに誰にも忖度しないで自分を貫いて頑張ってくれよ」とみんなは口々に思っている事をサクラに話した。

「皆さん。ありがとうございます」とサクラは言いながらも目は虚ろで呟くように話し始める。

「でも、もう無理なんです」と悲しそうに言う。

今まで自分がやってきた事は無駄な事の様に感じ、どれだけ頑張っても意味がないと思うようになっていた。

そう思うと気力が湧かず焦れば焦るほど体が言う事を利かない。

「責めてじいちゃんのFAXが来ないかなあ?って思うんですけど」という無理な希望で本音を語る。

じいちゃんは亡くなる前「桜は決して枯れない。たとえ散っても必ず咲いて沢山の人を幸せにする」という最後のFAXをサクラに届けた。

しかし「そんな人間じゃない。みんなに会うのが辛い。お前ならできる。頑張れと言われるのが苦しい。だからもう私なんか仲間なんて思わないで下さい」とサクラは淋しそうに呟き帰って行った。

蓮太郎はサクラの事をスミレに聞かれる。

「結局、何もできなかった。やっと本当の仲間ができたと思ったのに。一体、なんだったんだろう俺達」と蓮太郎は悔しそうな表情になる。

百合は葵との帰り道「世界で一番信頼できてずっとそばに居ると思ってたサクラが世界で一番遠くへ行っちゃった。初めてできた親友なのに」と泣き出す。

思わず百合を抱きしめてキスしようとした葵に百合は顔をそらし葵を抱きしめた。

ゴミの中で寝ているサクラに会社から書留が届く。

それは解雇予告通知書だった。

「一度本社に顔出せ」と黒川の手紙が入っていた。

サクラは黒川の所へ出向き「長い間お世話になりました」と黒川に退職届を手渡す。

黒川は暫し固まった後「言う事はそれだけか?残念だな。おまえには期待していたんだが」と黒川が本当はサクラの味方だった事がその時初めて分かる。

「周りの反対を押し切ってお前を入社させたんだ。ウチの会社に喝を入れる起爆剤になると思って」と裏事情を話す。

帰ろうとするサクラに「桜は散ってしまったか?」と声をかけるがサクラは逃げるように会社を立ち去る。

いつもの喫茶店のおばさんに一週間分のカレーを注文しようと思ったが「ゴメン。無理。この店畳むからさ。私ももう歳だし、ずっと赤字続きだったから。もっと早く店閉めようと思ってたんだけどあんた達、同期が毎日のように来て仕事頑張ってたから応援したくなって「リクエストがあれば」ってどんな物でも作ってやろうと頑張ってきたけど体も持たないし息子夫婦の世話になろうかと思って。あんた達も来ないみたいだし」と言われる。

サクラは道端で話し相手をしてくれるAIを売っているのを見つけ買って話しかける。

2018年3月

何もない部屋でサクラはうずくまりAIに話しかけていた。

「エアコン付けて」「今、何時?」「音楽かけて」などの単純な希望をAIは何でもやってくれていた。

しかし「私はどうしたら仕事に行く気になるんだろう?」

「私、じいちゃんが死んじゃったし故郷の島に橋を架けるって夢が無くなったから。やっぱり島のみんなに橋は安全だって言った方が良かったのかな?事故が起こるって決まった訳じゃなかったのに。そのくらいの嘘、ついた方がよかったのかな?そうすれば、もっと早く家に帰れてじいちゃんを助ける事ができたかもしれないし。AI、人は一体何のために生きてるの?」と次々、質問するがAIでは満足のいく回答は得られない。

「私みたいな人間は、この世界で生きていくのは無理なのかな?人生は何でこんなに辛いの?何でこんな事になっちゃったの?私はただ、みんなに幸せになってもらいたくて。自分が正しいと思った道を進もうと思っただけなのに。同期達とも、もっと喜びや悲しみを分かち合いたかった。この世界は夢や希望に溢れてると思ってた。でも実際はそんなの何もない。だったら、やっぱり私みたいなのは死んだ方がいいのかな?私はこれからどうすればいいの?教えてよ」とAIに質問する。

「それについては言いたくありません。それはサクラさんが決める事です」と言いながらどうでも良い事をAIは喋るだけだった。

「AIもう黙って…」と言いながらサクラはふさぎ込んだ。

それから1年。

菊夫は会社を辞めボランティア活動を頑張っていた。

熊本で地震が起きて地元の親戚や知り合いが被災してから「自分がいるべき場所は大手ゼネコンではない」と思ったみたいだ。

蓮太郎は新しいプロジェクトを任され毎日大変だった。

しかしスミレと結婚して充実した日を送っている。

ただ自分が設計した設計図をサクラに見てもらえないのが淋しい。

百合は葵との子供を出産した。

しかし、結婚はしてなかった。

葵は「結婚しよう。幸せにするから」と百合にポロポーズしたが「やめとく。相談もせずに生んだのは私だし、それにアンタは今でもサクラが忘れられないでしょ?」と百合は結婚を望んでは、いなかった。

二人の子供は「夢」と名付けられた。

病院に駆け付けてくれた菊夫と蓮太郎に「お願いがあるの」と百合は話し出す。

百合は子供を出産しながら色々な事を考え、色々な事を思い出した。

一番覚えてるのは、サクラのおじいちゃんに「サクラの事をよろしく頼む」と頼まれた事だった。

「あんなに頭下げて頼まれたのに、このままサクラの事を諦めていいのかな?すっごくバカな考えかも知れないけど最後に一つだけ試したい」と同期のみんなに百合の作戦を話した。

2019年3月31日

何もない空っぽな部屋でサクラは寝ていた。

サクラの誕生日だとAIは言っていた。

外は穏やかな晴天だった。

何気なく同期で撮った写真を眺めているとサクラの携帯が鳴りFAX音がする。

FAX用紙が流れてくるように玄関から紙が部屋の中にどんどん入って来た。

「俺たちはいつまでも待っている」

「おまえとまた一緒に働ける日を」

「だからどんなに辛くても諦めない」

「サクラのいない世界なんかに生きていたくないから」

と4枚のメッセージの紙が玄関からFAXのように次々、届けられた。

サクラはメッセージを受け取り「じいちゃん、サクラにはこんな素敵な仲間がいるで」とメッセージの書かれた紙を眺めて涙する。

最後に「じゃあ、また明日」と書かれた紙が流れてきた。

「みんなに会いてえ。もし、この世界に私が生きている意味があるんだったら今までの自分に戻ると4人に伝えないと」と決心し外に出る。

公園の前を通り過ぎる時、隣の親子がサッカーボールで遊びながら「また仕事辞めたの?」と喧嘩していた。

公園の前の道路にボールが転がり子供が追いかけるとバイクが走って来た。

気が付いた時はバイクが目前でサクラは思わず子供を庇いに行った。

子供は大泣きするがサクラはしばらく倒れて動かなかった。

「大丈夫ですか?病院に行った方が」と声をかけられるが、そのままサクラは歩き出す。

「私には夢があります。一生、信じあえる仲間を作る事です。私には夢があります。その仲間と沢山の人を幸せにする建物を作る事です。それだけは絶対諦めない……」と言いながらアパートに必死に向かう。

アパートの玄関に辿り着き同期みんなで撮った写真を手にした時、サクラは意識を失った。

2019年12月

「きっと立ち直ろうとしてたんだよね。サクラ」

「それなのに何でお前だけ、こんな辛い目に…」

「神様は不公平だよな」

「できれば俺が変わってやりたい」

と同期達はサクラに話しかけた。

そんな中「すみません。先生が例の件でお話がって」と看護師に呼ばれた。

「サクラ、今から先生に会ってくるね」と百合がサクラの手を握る。

専門の病院に移すように言われていたが同期達はサクラが目覚めるのを信じて待っていた。

「じゃあ、また明日」と4人は病室を後にする。

4人が去った後、寝ているサクラの目に涙がこぼれサクラはゆっくりと目を開いた。

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ドラマ『同期のサクラ』第8話を無料で視聴する方法をご紹介!!


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ドラマ『同期のサクラ』第9話予告

ドラマ『同期のサクラ』第9話は、番組公式HPに以下のように紹介されています。


2019年12月―。

サクラ(高畑充希)が9ヶ月間の長い眠りからついに、目覚めた。

翌日。

知らせを受け病室に駆けつけた同期の四人は、意識の戻ったサクラとの再会に喜ぶ。

そんな中、サクラは退職を引き延ばそうとしてくれた黒川(椎名桔平)の力も及ばず、自分が花村建設から解雇されたことを知る。

かける言葉を見つけられない4人だが、「信じ合える仲間と沢山の人を幸せにする建物を造る夢を叶えるために頑張る」と話すサクラ。

その前向きな姿に、4人は以前のサクラが復活したことを感じていた……。

数週間後。

百合(橋本愛)に付き添われ退院したサクラは、同期たちが折半して契約を延長してくれていた自分の部屋へ。

サクラは、百合が自分の経験を生かした託児所を作るために花村建設を辞めて起業しようか悩んでいると相談を受ける。

一方、リハビリの様子を見に来た葵(新田真剣佑)と話したサクラは、副社長になった黒川の元で葵がバリバリ働いていることを知る。

いまだにサクラに思いを寄せつつも百合との関係にけじめをつけたいと悩む葵にサクラはなんの助言もできず……。

職を探すサクラは蓮太郎(岡山天音)と共にかつて同期でよく集まった喫茶店の後にできたネットカフェへ。

仙台でボランティア活動をしている菊夫(竜星涼)とネット電話で通話したサクラは、菊夫がNPOの代表になってほしいと頼まれて悩んでいることを知る。

助けになりたいサクラだが、菊夫はバタバタと忙しそうな様子で電話は切れてしまう。

蓮太郎は重責に悩む菊夫の気持ちがわかると話し……。

営業への異動を言い渡されたという蓮太郎は、設計を続けるために転職をしようか悩んでいた。

妻のすみれ(相武紗季)に相談した方がいいと話すサクラだが、蓮太郎はすみれに心配させたくないので秘密にして欲しいと頼む。

自分が眠っている間にそれぞれの人生に向き合い一歩先を行く同期たちをまぶしく感じるサクラ。

その夜、履歴書を書いていたサクラのもとにすみれが様子を見にやってくる。

蓮太郎の秘密をバラすまいと焦るサクラをお見通しのすみれは、嘘がつけないサクラの就活がうまくいくか心配するが……。

そして、再び建設会社で働くためサクラの就活の日々が始まる。

しかしすみれの心配通り、花村建設を解雇された経緯を正直に話すサクラは軒並み面接で落とされてしまう。

貯金も底をつき、コンビニでアルバイトをしながら就活を続けるサクラだが、同期の悩みを聞こうと、鍋パーティに誘う。

当日、一人準備をするサクラの元に、同期から次々と欠席の連絡が。

そして、自分たちで問題を解決していく同期に無力感を覚え、ふるさとの島に帰ることを決意する・・・。

ドラマ公式HPより引用)

まとめ



ドラマ『同期のサクラ』第8話のネタバレ・あらすじ・感想・見逃し動画無料視聴方法などをご紹介しました。

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