トップナイフ -天才脳外科医の条件-｜最終回（第10話　3月14日放送）ネタバレ・あらすじ。

ドラマ『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』最終回（第10話）をご紹介！！

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いよいよ今出川 いまでがわ（三浦友和）の妻・里美 さとみ（有森也実）のオペが始まろうとしていた。

まずは西郡 にしごおり（永山絢斗）と幸子 さちこ（広瀬アリス）が開頭した状態の里美に話しかけながら脳のチェックをしていく。

今出川も参加し、順調にオペが進むが……。

一方、深山 みやま（天海祐希）は、鉄筋が頭部を貫通する事故から奇跡的に回復に向かっている中学生・徹 とおる（田中奏生）から、「母親に殺されそうになった」と打ち明けられ、驚きを隠せない。

そんな中、手術室では里美のオペにトラブルが発生！

全身痙攣を起こした里美のもとに深山と黒岩 くろいわ（椎名桔平）が合流する―。

徹の被害妄想は脳の損傷による“譫妄 せんもう”が抱かせている可能性があるという深山の説明に、思いつめた表情で聞く、徹の母・良美 よしみ（鈴木杏）。

さらに、徹は見舞いに来た良美のことを“お母さんを乗っ取った宇宙人”だと言い出す……！

深山は血液の逆流で脳出血を起こす危険のある徹に、再びオペをすることを決断。

しかし、オペを前に突然徹の容態が急変する……！！

（ドラマ公式サイトより引用）

ドラマ『トップナイフ -天才脳外科医の条件-』最終回（第10話）のネタバレ・あらすじ！！

今出川の妻、里美の覚醒下手術が始まった。

西郡が脳を刺激しながら言語を確認し手術を始めた。

今出川が「よく頑張ってるね」と違づくと里美は「パパ」と嬉しそうな笑顔を見せた。

「同じ言葉が繰り返されるようなら再帰性発話で脳への影響が大きい証拠、要注意だ」と西郡は幸子に伝えて脳への刺激が繰り返された。

一方、瑤子の担当している徹は「母親は自分を殺そうとしている」と話す。

徹が学校をさぼっていた所、母親から「行け」と言われ逃げ出そうとして揉みあいになった時に突き飛ばされたと言っていた。

手術の時間になり瑤子が行こうとすると「あいつが来るよ。また」と徹は不安そうな様子だった。

「後でゆっくり話聞くから」と瑤子は犬飼に付き添いを頼む。

そんな中、手術前の忙しい時間帯だったが真実の義母・薫が病院を訪れ瑤子を待っていた。

「どうしても手が離せない」と瑤子が言っても「真美、今日も学校に行ってないんです。ご存じなかったですか？」と言いに来た。

真実は前から頻繁に学校を休んでいてカウンセラーの先生にもかかっていた。

「それが嫌で瑤子の所に逃げている」と薫は訴えるが「ごめんなさい。今、時間が無くて後で連絡入れます」とそそくさと瑤子は立ち去ろうとした。

「真実を返して下さい」と懇願する薫に瑤子は無言で頭を下げた。

里美の手術は順調に進んでいたと思われ「そろそろ終わりだ。君の脳に負担をかけたけどよく頑張った。じゃ、全身麻酔にするよ」と今出川は里美を労った。

その直後、里美は「愛してる。愛してる」と何度も同じ言葉を繰り返し再帰性発話の症状が見られ全身けいれんを起こす。

その時、瑤子と黒岩がオペ室に現れ冷静に指示を出す。

既に手術時間は4時間を超えていた。

みんなの連携で手術は何とか終わり今出川は一人、一人と握手しながら「ありがとう」とお礼を言った。

後は麻酔が覚めてみないと分からなかった。

一方、瑤子は手術が終わった後、徹の母親に徹が良美に「殺されそうになった」と言っている事を話した。

「脳の手術の後よくあるんですが、せん妄と言って妄想が出てきてもおかしくない…」と説明を始めると「違います。事実です。私、殺そうとしたんです」と良美は徹の言った事を否定しない。

里美は昏睡からまだ覚めてなかった。

これからの回復に期待するしかなかった。

黒岩は保が自分の子供ではなかったので「アメリカに戻ろうと思う」と今出川に話した。

「また、いつか戻って来て下さい。きっといいコトが起こりますよ」と今出川は黒岩を励ます。

そんな中、徹の母親が病院で倒れた。

MRIを見ると異常はなく過労と思われた。

徹は、事故の日も「無理やり良美が学校へ行かせようとした」と幸子に話した。

名門の学校だったが無理して入学し、ついて行けず家でゲームばっかりして学校に行かなくなったとの事だった。

徹は、分不相応の学校へ入れたのも勝手に自分を生んだのも全部、良美が勝手にやった事だと思っていた。

一方、揉みあいになって落下したのは「やっぱり事故じゃないですか？」と瑤子は良美に言っていた。

親は子供がケガをすれば、どんな状況であれ自分を責める。

良美は離婚して一人で徹を必死で育てていたが時々すごく、しんどくなり、どうしようもなく疎ましくなる事もあり「この子が居なければ」と考える事があると涙を流す。

「それは子供を持っている人なら誰でもある事」だと瑤子は励ます。

徹は良美の事を突然「あの人は本当のお母さんじゃない。あの人は宇宙人だ」と幸子に真面目な顔で言い出した。

そこで徹に簡単なテスト（電気皮膚反応）を行ってみた。

総理大臣や蛭子能収の写真に混ぜて良美の写真を見せると「お母さんを乗っ取った宇宙人」と徹は答えた。

瑤子は「徹君はカプグラ妄想が出てきた」と診断した。

顔は良美を自分の母親だと認識しているが通常なら当然感じる愛情や親しみを感じる事ができなかった。

徹の脳は「これは母親ではない。母親の体を乗っ取った宇宙人だ」と考えていた。

電気皮膚反応を行うと通常だと自分の肉親を見ると値が急上昇するはずだが良美の写真を見せても何の反応もなかった。

改めて西郡徹のMRIを撮ると右前頭側頭部に異常が見られた。

徹は再度オペが必要だと診断された。

幸子が文献を調べた結果、カプグラ妄想は外見の認知機能に問題が起こるので声だけ聞かせると母親だと思う事もあるとの事だった。

瑤子は帰宅し「何で私には何も言ってくれなかったの？ただのお喋りの相手？」と真実に薫から真実が学校へ行ってない事を聞いたと話す。

真実は保育園の時、物陰に隠れて瑤子を驚かそうとしたが真実が出て行くと病院から連絡が入った瑤子は一度も真実を振り返る事なく急いで病院に向かった。

その時、真実は瑤子は「自分には関心がない」と子供心に感じていた。

しかし、この家に来て瑤子は「仕事に一生懸命なんだ」という事が分かり、真実は自分が嫌われて捨てられたわけではない事が分かってよかったと思っていた。

「そんなお母さんは私の誇り」と真実は瑤子に笑顔を見せた。

「そんな良いものじゃないよ。色んな事に失敗して手術も上手くいかなかった事もあるよ。ご家族に怒鳴られた事も一度や二度じゃない。でも逃げなかった。絶対。怒鳴られても何されても全部引き受けた。それだけが誇りかな？一度、薫さんに連絡しなさい。今後どうするにせよ自分から踏み出さなきゃダメだから」と真実に忠告する。

翌朝、徹は良美の顔の皮を剥がそうとしケガをさせていた。

「顔の皮を剥がしたら中から宇宙人が出てくると思った」と徹は言っていた。

やっぱり徹の手術は急がれる。

突然、徹は「深山先生、お母さんまだ？何で全然、来てくれないんだろう？僕があんなこと言ったからかも。だから来てくれないのかな？」と事故の日、自分が良美に言ってしまった暴言を徹は気にしていた。

良美の離婚の原因は元夫の浮気で徹がお腹にいる時に元夫の浮気が判明した。

どうしても許せなくて一人で生む決心をしたが、それは良美の意地だったしエゴだったと反省していた。

「その事を徹は全部、分かっている」と良美は項垂れるが瑤子は「徹君、お母さんに謝りたいと思っているようですよ」と話す。

そんな時、瑤子の病院に元夫の真一が「薫が倒れた。過労だ。ボロボロで見てられない。真実が出て行ってからろくに寝ていない。真実を返してくれ。逃げてるんだよ君の所に」と瑤子に懇願する。

「真実にはじっくり向き合ってやる時間が必要だ。君は患者を診るように家族を見てたか？それが無理なら返してくれ」と言われるが「それはできない。どうするかはあの子が決める。私が言う事じゃない。急いでるから。すみません」と真一を残し瑤子は徹の所に急いだ。

徹は良美を見て「あの、すみません。母に来てくれるように伝えてもらえませんか？お願いします」と良美に向ってベッドの上で頭を下げた。

どうやら徹は良美の顔が認識できてないようだった。

「分かった。伝えるわ」と涙を堪え良美は言うと病室を出た。

しかし、徹は、その声に聞き覚えがあり良美だと気が付いたようだった。

その直後、ひどい頭痛に襲われ徹は頭を押さえる。

犬飼が「徹君、僕の声が聞こえる？」と何度も聞くが振り切ってフラフラになりながら廊下を歩き出し、ついに倒れてしまう。

犬飼に徹が倒れたと知らされた瑤子はすぐに駆け付けた。

良美が「徹、しっかりして」と必死に徹に呼びかける。

すると声だけなら母親だと分かったのか徹は「お母さん」と良美に反応した。

ストレッチャーで手術室に運ばれる時「お母さん。ごめん」と徹は良美に謝った。

徹の手術前の忙しい最中、真実が病院に現れる。

「お母さん、私、決めた。もう逃げない。絶対。自分の事は自分で引き受ける。さようなら」と瑤子に別れを告げに来た。

瑤子も「さよなら」と真実の決心を笑顔で受け止めた。

真実は涙を浮かべながらも瑤子を振り返る事なく病院を後にした。

徹の手術のヘルプに瑤子と黒岩が次々に入る。

みんなが力を合わせた結果、徹の緊急手術は無事終わる。

リカバリールームで目を覚ました徹は良美を見て「母さん」と呟く。

「お母さん、付いてるから。ここにいるから。ずっと」と良美は徹の顔を優しく見つめる。

徹は「母さん」と安心したように良美を見ていた。

そんな時、里美の目が覚める。

今出川は「里美、目が覚めたのか？帰って来てくれたのか」と涙を浮かべ里美の手を握り喜んだ。

瑤子は徹の容態が安定してきた事を今出川に報告した。

今出川は、里美の意識が戻った事を瑤子に報告するが「まだまだ言語機能は完璧ではないだろうし、これから色々出てくると思う」と言いながら「つくづく思うよ。脳外科医にできる事はたかが知れている」と語る。

「完璧な手術をする。それが脳外科医のあるべき姿だと思ってました。だけど、それも間違いではないけど正解ではない。脳外科医にできる事はほんの一部」と瑤子は言い部長職を受ける事にした。

「でも手術もします。今まで通り。それが私の目指す脳外科医ですから」と宣言し今出川を驚かす。

里美は「皆さん、ありがとうございました」と笑顔でお礼を言い今出川が押す車いすで去って行った。

深山部長就任パーティーがカサブランカで行われた。

幸子は来島に「付き合って欲しい。脳は孤独に耐えられないようにできている。 なのに人を愛せないマスターの脳に興味が湧いちゃって」と来島に告白する。

そして、いよいよ瑤子が新部長として挨拶をしようとすると救命から「工場で大規模事故がありケガ人20人近く」だと電話があり、今出川に瑤子は頭を下げみんな現場に急いだ。

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まとめ

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