俺の話は長い|最終回(第10話 12月14日放送)ネタバレ・あらすじ。

ドラマ『俺の話は長い』最終回(第10話)をご紹介!!

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まずは番組公式HPに紹介された内容をご紹介します!!


其の十九 すき焼きと引越し

檀野(長谷川初範)家で、秋葉家の送別会を兼ねたお肉パーティーが開かれるが、意地でも行かない満(生田斗真)。

「後で肉食べたかったなんて言っても知らないからね」「言わないから心配するな」家族がたらふく肉を食べた翌日、満は引越し前の最後の夕飯はすき焼きしかありえないと言いだす。

「登校拒否に始まって高平陸(水沢林太郎)との恋愛問題、光司さん(安田顕)の仕事問題、その折々で秋葉家の危機を救ってきたのは誰だ?光司さんと春海の仲を復活させたのは誰のお蔭だ?」と譲らない。

「3か月前の開会式、五輪の輪のように5人で肩寄せ合って食べたすきやきを閉会式でもう一度食べたいんだよ」

一方、光司はタクシーの運転手になるという。

そこには春海の夢も関係していた。

其の二十 コーヒーとマラソン

秋葉家が去り、岸辺家に母と息子2人の日常が戻ってきた。

「や」「れ」と書いてあるノートを広げる満。

ある朝コタツの中の満は洗濯物を畳む房枝(原田美枝子)の顔を窺う。

「はいはい分かりましたよ」「そこまで言うんなら面接受けるよ」「え?ワタシ何も言ってないわよね」議員秘書の面接を受けるという満。

「その顔がね、毎日オレに『面接行けって』言ってくるわけ」

面接の朝、満はスーツ姿で房枝にコーヒーを淹れてから出発する。

ところがこの日、商店街はハーフマラソンの真っ最中というスーツで歩くにはとんでもなく恥ずかしい状況に。

駅に向かってランナーとは反対側を歩く満を発見した家族や友人は…。

ドラマ公式サイトより引用)

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ドラマ『俺の話は長い』最終回(第10話)のネタバレ・あらすじ!!

其の十九 すき焼きと引越し

満の作った焼きそばを二人で食べ満と光司はグレーのジャージでコタツに入りみかんを食べながら今日もニート生活を満喫していた。

「もしかして満君の焼きそば食べるの最後だったかもなあ。人生で最後だったら、もっとちゃんと味わっといたらよかったかな」と光司は大袈裟に呟き出す。

光司は綾子が独身の時に作ってくれたロールキャベツが無性に食べたくなる時があると満に話す。

「頼んで作ってもらえばいいじゃないですか」と満は簡単に言うが「頼めるわけない。手間はかかるし俺、無職だし」と光司は綾子には自分からは頼めないようだ。

一方、房枝は薗田から檀野の家のソーラーの設置が完了し太陽エネルギーで作られた初めての電力を使用したお肉パーティーがあるからと誘われる。

それは秋葉家の送別会も兼ねているとの事だった。

満は意地でも行かないと言うので、しょうがなく房枝は4人で行くと返事をする事にした。

牧本も檀野のパーティーには行かないらしくラーメン屋で二人はバッタリ会う。

クラッチでは薗田達が後から来て檀野のパーティーで食べた肉を持って来た。

パーティーで春海が「岸辺家の生活は思ったより楽しくて引越しが淋しい」と言ってたらしく「じゃあ俺のお陰だ」と誰からも褒めてもらえない満は自分で自負する。

最後の荷造りをしながら引越しの準備は着々と進んでいた。

最後の晩餐をみんなは何にするか話し合ってていた。

檀野の家で肉を食べ過ぎた4人は「肉以外は何でもいい」と言う意見だったが、満は「すき焼きが決定事項だ」と譲らない。

「すき焼きだけは勘弁」とみんなが声を揃えて言う中、満は「3か月前のあの日、すき焼きを5人で食べていなかったらこの共同生活は始まっていなかった。つまり、あの日、あの瞬間にすき焼きはこの家族にとって特別な食べ物になったんだよ。春海の登校拒否に始まり高平陸との恋愛問題、光司さんの仕事問題、春海の高校受験問題、その時々で秋葉家の危機を何度となく救ったのは誰だ?姉ちゃんの一番の懸案だった光司さんと春海の仲が復活したのは誰のお陰だ?」と満はゴネまくる。

「あれだけ、すき焼きが嫌いだってゴネてたのに用意するわけないでしょ?」と房枝は呆れる。

「分かったよ。引越しが終わったら新居に招待して最高のすき焼きでおもてなしするよ。それで文句ないね!」と綾子はキレる。

「はあ。それじゃダメなんだって。オリンピックの開会式、閉会式は同じ場所でやるもんでしょ?3か月前の開会式、五輪の輪のように5人で肩を寄せあって食べたすき焼きを閉会式でもう一度食べたいんだよ。そして、これからも家族の愛の形として4年に一度集まってすき焼きを食べるべきだと思ってる、そう思う事が、そんなにいけない事?」と満は一歩も譲らず遂に「だんだんすき焼きの気分になってきた」と房枝が言い出し春海も光司も「すき焼きでいいんじゃない?」と同意する。

皆が引越しの準備を集中する中、自分がすき焼きの準備はするから任せて欲しいと満は一人張り切る。

クラッチで光司は「タクシーの運転手になる」と満に打ち明ける。

同時に音楽も続けたいと語る。

光司は満に「感謝しても感謝しきれない。あんまりに居心地がいいから向うに帰るのが嫌になった時期もあった」と満に正直に話す。

「もし居場所が無くなったらいつでもウチに逃げてくればいい」と言うと、光司は「ありがとう。そういう場所ができたと言う意味でもかけがえのない3か月でした」と満にまた感謝する。

満は春海に「光司さんがやろうと思ってる事聞いた?」と聞く。

「タクシー運転手でしょ?」と春海は答えを知っていたようだった。

綾子はあんまりいい顔しないが春海は「音楽も続けて欲しいし光司さんが自分のペースでやれる仕事なら良いと思ったし応援してあげたい」との事だった。

それを聞き満は光司がタクシー運転手になるもう一つの理由があるので、春海はもっと光司を応援した方がいいと教える。

それは「春海が将来ラジオのパーソナリティの夢を叶えたら仕事をしながら聞けるからだ」という理由だった。

「ふーん?」と言いながら春海は素直になれなくて「一応頑張る」と気のない返事をする。

そして光司との生活も最後の日、満はマチュピチュのジグソーパズルを完成させる。

其の二十 コーヒーとマラソン

秋葉家がとうとう引っ越す日となった。

春海の自転車を積み忘れ綾子が新居に乗って行く羽目になる。

光司と春海はラジオを聞きながら二人で車に乗って帰る。

光司が「春海はどう思う?お父さんがタクシー運転手になるの嫌かな?」と聞くと「ううん。お父さんがやりたいならやればいいと思う」と春海は答えた。

「お父さん」と言ってくれた春海に光司は動揺して思わず車を脇道に停める。

「もう言わないから安心して」と言う春海に「たまにはお願いします」と光司は頼む。

「4年に一度くらいは…」と言う春海に光司は涙ぐむ。

自転車で道案内しながら新居に帰って来た満は綾子に「冷たいお茶でも飲んでいく?」と言われるが頑なに拒む。

中学3年の時、綾子がソフトボールの試合をしたグランドを見て「オヤジと応援に来たの覚えてる?」と満が聞くと「嫌がらせかと思った」と綾子は言う。

満は「フォームが違う。肘が下がってる」と終始騒いでいた事を綾子は思い出していた。

綾子はそのせいで集中できずに負けたと言う。

観客は満が何か言うたびに笑っていたが本来は注意すべき父親が一緒に笑っていたとの事だった。

満のせいで負けたと思っていたが実は相手をかく乱させていたと満は白状する。

綾子はもう一回「本当にウチ来なくていいの?」と誘うが満は「急がないとメンチ売り切れちゃうから」と帰ろうとした。

すると「3か月色々、ありがとうね。特に春海の事は本当に感謝してる」と綾子から思わず心からのお礼を言われた。

「光司さん、あんまりいじめんなよ」と満は綾子に念を押す。

「優しく接するようにする」と言う綾子に満は声を出して笑う。

満は「1個だけお願い聞いてもらってもいい?」と綾子に何か囁いた。

帰宅後、満と房枝の二人で満の買って来たメンチで夕食だったが二人だと無言が続く淋しい夕食だった。

学校の帰り道、春海は陸に待ち伏せされていた。

陸から第一志望を春海と一緒の高校にしたと宣言される。

担任からも親からも無理だと言われたが「同じ高校に行きたいから頑張る事にした」と陸に言われる。

満から「友達と一緒の高校を受けない方がいい。自分だけ受かって嫌な思いした」と言う話を陸にする。

陸は「これあげる」とお揃いの合格お守りを無理やり春海に手渡し「頑張れよ」と春海に頑張る決意を見せる。

光司は綾子から大好物のロールキャベツを作ってもらい堪能していた。

「3年前と変わってない。本当、美味しいよ」と喜ぶ。

「まさかここまで喜ぶとはねえ。満に頼まれたのよ。一度、作ってやってくれって」と綾子は満から聞いた事をバラす。

満は「や・れ」と大きく書かれたノートを見ながら何かを思う。

翌朝、洗濯物を畳んでいる房枝に満は「はあっ」と深いため息を付く。

「はいはい。分かりましたよ。そこまで言うなら面接受けるよ。言葉にしなくても顔見りゃ分かるよ。俺の顔見る度にずーっと言ってるよ。その顔がね。毎日、俺に「面接行け」って言ってるわけ」と急に言い出す。

満は面接の為スーツを買いに行く。

面接に行く事をメールで聞いた秋葉家では春海は「スーツ姿見たかったな」と残念がり綾子は房枝に写真を撮ってくれるように頼む事にした。

満を長年見守ってきた海星は「嬉しい反面、淋しさもある。ずっと無職の人が身近に一人位いてもいいと思っていた。面接に受かろうが落ちようが変わらず店に来て欲しい」と願う。

面接の日の朝、満は房枝の為にコーヒーを淹れる。

房枝はスーツ姿の満に「良いじゃなーい。似合ってるわよ~」と歓喜の声をあげる。

「見納めになるかもしれない」と縁起でもない事を言いながら綾子達の為にスーツ姿の満の写真を撮りまくる。

房枝は久々に満に淹れてもらったコーヒーを「美味しい」と言いながら飲んだ。

満が面接の日は市民マラソンの日だった。

沿道は応援の人が一杯で歩きにくかった。

そんな中スーツ姿の満を見つけ「満さんじゃないっすか?」「スーツ着てますよ」と町内会の人がスーツを着ている満を見つけた。

町内会で組んでいるバンドで光司達はロッキーのテーマを演奏し出す。

本来は走る人の応援の為の演奏だがそれはまるで満の応援の為の演奏のように聞こえる。

「ファイト」「頑張れ」と綾子や春海やポラリスの常連さん達が満を応援していた。

「もっと胸張って」「肘が下がってるよ。もっと顎引いて」「自信もって行け」「頑張れ~」という綾子や春海やポラリスの常連さんの声は満にしっかり届いていた。

その声を聞き満は涙ぐみながら歩いていた。

すると「スーツ似合ってるぞ」という聞き覚えのある声が聞こえた。

後ろ手に手を振りながら走っていったのは明日香だった。

満は「行って来ます」とますます気合が入った。

ポラリスでは「満がもう一度自分の足で歩きだした事が重要だ」と房枝と牧本が喜んでいた。

「これで本当に就職しちゃったらお墓参りどうしよう?」と房枝が言うと、免許を取ったばっかりの牧本は「俺が送ってあげてもいいけど?霊園まではメチャクチャ得意だ」と霊園まで通って練習した事を話す。

「お父さん、ヤキモチ焼きだから」とけん制しながら房枝は今月、牧本にお願いする事にした。

満は面接に来ていた。

「周りの人から向いてるからって散々言われたんですよ。ま、そこまで言われたら行かないのも違うかな?と思いまして」と初っ端から上から目線な発言だった。

「あなた自身、どうしても働く気は、それほどないんですか?」と聞かれると「誰もそんな事、言ってないじゃないですか。そもそも働く気がない人間がスーツ新調して面接、来ると思いますか?上下で7万円もしたんですよ。あと、このネクタイ、この形にするのに30分もかかったんです。朝、5:30起きですよ」と満は身振り手振りで話していた。

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まとめ

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