ドラマ『ハル ~総合商社のオンナ~』第4話をご紹介!!
ドラマ『ハル ~総合商社のオンナ~』第4話を見逃した方も安心!!後で無料で視聴する方法も説明してます。
まずは番組公式HPに紹介された内容をご紹介します!!
海原晴(中谷美紀)は部長の和田寿史(藤木直人)から五木商事の子会社の映画会社「スターバレー」の話を聞く。ここ数年、赤字経営が続き、今は五木商事の飯島利彦(宮川一朗太)が社長に就任。
しかし、飯島が就任して以来、制作会社気質から儲け第一の商社気質になり、ヒットの裏付けデータがないと企画が何も通らなくなったという。
和田は大学の後輩でスターバレーの社員プロデューサー・若林隼人(満島真之介)から相談を受け、「映画作りはデータではなく、感性が必要だ」と怒りを露わにする。
晴は和田の熱意に押され、経営方針を確認するため、青柳悠馬(白洲迅)と共にスターバレーで飯島と面会することに。
飯島は「いい映画とはビジネスとして成功した映画だ」と豪語する。
一方、若林は、温めてきたオリジナル作品の企画を飯島から時間も費用もかかりすぎるとあっさり却下され、仕事を辞めようか悩んでいたが、晴のある言葉に刺激を受け、数日後、とある企画書を持って、五木商事へやってくる。
しかし、若林が持ってきた企画の最大のネックは製作費だった。
大規模な撮影のため、20億円はかかる見込みで、案の定、飯島の答えは“却下”――。
「製作費が用意できれば勝ち取れる」と考えた晴と和田は、今話題の青年実業家・金子陽介(淵上泰史)に力を借りるべく接触を試みる。
(ドラマ公式HPより引用)
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ドラマ『ハル ~総合商社のオンナ~』第4話のネタバレ・あらすじ!!
ハルは涼に寿史と「ちゃんと会ってみる?」と聞いてみた。
涼は「別にいい。ネットで検索したのは、どんな顔なのかな?と思っただけ。そんなに重く受け止めないで」と言うが「会いたくなったらいつでも言って」と涼に言う。
翌日ハルは寿史から五木商事の子会社の映画会社「スターバレー」の相談を受ける。
「スターバレー」は設立当初から西南映社の出向者が社長を務めていた。
しかし数年前から赤字経営が続き2年前から西南映社は撤退を決意し五木商事が株を100%保有する事になった。
西南映社はこれ以上赤字が出る事に及び腰になり撤退したが五木商事は「まだ諦めるのは早い」という判断を下し五木商事の飯島利彦が社長に就任した。
しかし、飯島社長とスターバレーのプロパー社員との意見が食い違い会社は上手く行ってなかった。
寿史は大学の映画研究会の時の後輩でプロデューサーの若林隼人から相談を受けていた。
「この仕事、向いてないかもしれない」と元気のない若林に寿史は「お前は俺たちの期待の星だ。大学時代、みんなが映画監督やプロデューサーを目指していたが実現できたのは若林だけだ。お前には才能がある」と励ます。
今のスターバレーでは内容が良くても儲からない映画は失敗作だとされた。
個人の感性は不要で数字が全てだった。
飯島が社長に就任して以来、そういう風潮で何もかも本社の承諾がなければ進められない。
以来、ヒットの裏付けがないと何も企画が通らない。
寿史がスターバレーの経営状態を調べた所、確かに赤字幅は減っているが制作本数は減り大きなヒット作はない。
「データだけじゃダメなんだよ。映画作りは感性も必要なんだって事が分かってないんだよ」と寿史はハルに熱く語る。
おまけに「飯島社長は事業縮小を考えているらしい。制作部の解体やリストラまで検討している」という情報もあり寿史は経営企画部として今の社長のやり方に待ったをかけたいと思っていた。
ハルは寿史の話だけでなく飯島の話も聞く事にした。
飯島は「スターバレーを安定した利益を生み出す会社にしなければならない。ビジネスとして成立する事業団体に立て直す」とそれが自分の使命だと話す。
飯島が社長になってからは赤字幅も減っているが売り上げも減っていた。
経費削減でコストダウンしたから増益になっているように見えるがヒット作があったわけではない。
飯島は分析を続けて増収増益の結果を出すとハルに断言する。
ハルは「3年前、プロパーの若林が海外で賞を取った作品がとてもいい映画だった」と話すと飯島は「オランダのよく分からない賞でカンヌやベネチアではない。それに何と言っても興行成績が悪かった」と吐き捨てるように言った。
ヒット作を狙うならドラマの映画化かアニメか有名な原作の実写だとマーケティングデータが示していると言う。
ハルは若林に会って話を聞く事にした。
若林は自分の温めているオリジナル作品の「熱帯の桜」を映画にしたいと考えていたがアフリカの僻地で撮影が必要なため時間も費用も掛かり過ぎると相手にされなかった。
制作費が10億もかかるという事もあるが、飯島は儲けが第一で何万部売れた漫画とか何とか賞を獲った原作とかヒットを裏付けるデータがないのでオリジナル企画と言うのは通りにくかった。
若林は飯島に「熱帯の桜」が却下され諦めかけていた。
自分のオリジナル作品はこの先、一生、いつまでたっても映画にはならないだろうと思った若林は仕事を辞めて田舎に帰ろうとしていた。
ハルは「会社が儲けを気にするのは当然です。プロなんですから興行成績も成功する企画も考えるのがあなたの仕事です。まずはヒット作を出して会社にあなたの実力を認めさせたらどうですか?実績を作れば若林プロデューサー自体がブランドになる。有名原作に匹敵する価値になる。となればオリジナル企画もやらせてくれるはずです。熱帯の桜をやりたかったら実現の為に努力したらどうですか?」と若林を説得する。
後日、若林は五木商事に来社しハルに会いに来た。
ハルに言われた事を色々、考えた結果として大ヒット漫画が原作の「侍ヤンキー」という話を映画化したいと言う企画を持って来た。
オリジナル企画を実現させるために、まずは「侍ヤンキー」で勝負する覚悟のようだった。
「侍ヤンキー」は既に出版社に映像化の話は来ているようだが、どこも決め手に欠けているらしく保留状態だった。
スターバレーにもまだチャンスはあった。
ただ時代劇の為20億は費用がかかってしまう。
「製作費の面では渋い顔をするかも知れないけど飯島さんにぶつけてみましょう。若林さんが飯島さんの運営方針に寄り添う気持ちになった事は伝わります。まずはその姿勢を見せてみたらどうですか?」とハルは提案した。
若林は「原作ファンも多いですし実写映画化されれば大ヒットを狙える作品です」と必死で飯島を説得するが20億と言う製作費がネックで当然、大きな博打となる為、やはり却下される。
原作ものであっても若林の話に耳を傾けてはくれなかった。
若林はまた諦めようとするがハルは寿史に相談する。
寿史は「だったら20億、集めれば良い。諦めるのは早い」と簡単に言う。
「ポンと20億出してくれる人なんていない」と困り果てるハルに「一人、打ってつけの人物が居る」と、ITベンチャーの成功者である青年実業家の映画が好きな映画マニアの金子陽介の事をハルに話す。
これまで何本のメジャーエンターテイメント作品に金子は出資していた。
一見さんはお断りの金子に何とかして会いたいと考えていた二人は金子の対談記事を見て知り合いの社長の姿を見つけた。
「その社長なら金子に繋いでくれるかもしれない」と寿史はすぐに連絡を取る。
社長と金子が食事している所にハルと若林がお邪魔した。
早速、金子は若林の書いた「侍ヤンキー」の企画書を読みだした。
「厳しいですね。確かに当たる要素はあるんですけど、これだけの額となると…。うちとしても大きな賭けじゃないですか?既に来年3本の出資も決まってるんで…。これ以上、リスクは負えないんですよね」と金子から断られる。
若林は落胆し「せっかく金子さんに会わせて頂いたのにすみません。僕にはやっぱり無理だったんです。スターバレーを立て直すなら僕以外のプロデューサーの力になって下さい」と会社を辞めようとしていた。
寿史は「お前の良い映画を作りたいと言う思いはその程度だったのか?「熱帯の桜の企画書、夢に命を吹き込め」まさしく今、おまえがやるべき事なんじゃないのか?映画から逃げるな」と若林に檄を飛ばす。
金子が行く行き付けの喫茶店で寿史は待ち伏せし金子を待つ。
「ここで張ってれば会えるんだな?」と金子を待ってる人は他にも沢山いた。
金子が現れると次々に名刺を持って記者や出版社、映画会社、スマホアプリの開発者の人達が名刺交換に並んだ。
最後に並んでいた寿史は名刺ではなく学生時代見た金子の映画のパンフレットを持って金子に差し出した。
「金子さん当時、私この映画祭に行ってました」と話す。
学生時代に金子が制作した「小さな願い」という映画に感動した事を語り合う。
寿史が「大学時代は映画監督を目指していて全て映画に捧げた」と言うと金子も「バイト代は全部撮影機材につぎ込んで親に怒られた」と大学時代を懐かしんだ。
しかし寿史が「本当に好きな映画に出資できていますか?気を悪くされたらすみません。ただ小さな願いと今、出資されてる映画の雰囲気があまりにも違うもので…」と言うと「好きな映画と売れる映画は違う。出資はビジネスとして成立しなきゃいけないんだ」と金子は言う。
「映画が好きだから出資してるのに本当に好きな物には出資できない。皮肉なものですね」と寿史が呟く。
すると「あなた何者なんですか?」と金子はだんだん苛立つ。
寿史が五木商事の社員だと知り後ろで待っていたハルと若林が現れ「もう一度若林の話を聞いてやってくれませんか?」と寿史がお願いすると金子は「そういう事か」と険しい顔になる。
若林が金子の「小さな願い」を見て若林が作りたいと思っていた作風で素晴らしかったと感想を述べるが「おべんちゃらを使って出資させようって事か?こんな騙し射ちみたいなマネされて。不愉快だ」と金子は憤り席を立って帰ろうとした。
ハルは金子に「実は新しい企画をお持ちしました。彼のオリジナル企画です。これを見て下さい。彼のセリフの中に小さな願いと全く同じ一文があるんです。「夢に命を吹き込め」最後に主人公が言ってましたよね?書き換えた訳じゃありません。彼が社長の映画を見る前から書かれてました」と話す。
「「侍ヤンキー」は集客を意識して立てた企画です。でも僕がやりたいのは、こういう企画なんです。自分の納得のいく作品で勝負がしたいんです。お願いします。僕に力を貸して下さい」と若林は金子に懇願する。
寿史は「間違いなく金子社長がお好きな世界観です。企画書だけでも読んでいただけませんか?」と『熱帯の桜』の企画書を金子に渡す。
「分かった。読むだけ読もう」と金子は企画書を受け取った。
後日、若林に金子から電話が入る。
「企画書、読んだよ。セールスポイントが弱い。展開が少ない。堅苦しくて万人受けはしない。だけど俺はこの映画が好きだ。売れる映画だけじゃなくて、たまには好きな映画も作ってみたくなったよ。10億全額は無理だが、ある程度出資できる。話を進めたらどうだ?」と金子との出資を確約する。
しかし、ここまで話が進んだというのに飯島から愕然とする話をされる。
製作は他社がやり出資と配給のみで今後、スターバレーでは他社が制作委員会方式で作る映画のリストの中からより手堅い作品に参加し着実に利益を生み出していくと言う方針になったと言われる。
新しい方針を若林から聞かされた寿史は飯島に会いに行く。
飯島は寿史がスターバレーの業務に介入している事に不快感を表す。
しかし寿史は若林の映画『熱帯の桜』に金子の出資が決まった事を飯島に改めて報告するが「君はいったい何がしたいんだ?よそからスポンサーを連れて来てコケると分かっている企画を成立させて君の目的は何だ?」といい顔をしない。
熱帯の桜のような地味で静かな映画はヒットしにくいが絶対コケると決まったわけではない。
この映画には若林や金子社長の思いが詰まっている。
「映画はそうやって作るものではないですか?データは重要ですが、せっかく映画会社を任されたんですから、もっと作り手の感性を大事にしてみませんか?」と寿史は力説する。
海外の天然ガス資源開発事業の部署に居た入社10年目の頃、現場を任された飯島は集積拠点を決める時、上層部の反対を押し切り他の商社が目を付けてない全く別の村に交渉に行く判断を下し結果、見事、資源を勝ち取る事になったという事があった。
「その英断は飯島さんの直感だったんじゃないですか?上層部の反対を押し切ってご自身の感性を信じて動かれた。我々、商社マンにはそういう瞬間があります。映画もそうです。理屈じゃない物が売りになるんじゃないでしょうか?」と寿史は話す。
スターバレーでは制作部を解体する案も出ていた。
しかし、意外にも飯島は、その案に同意せず首を縦に振っていないという事が判明する。
「私は彼らプロパーをクビにしたくない。彼らに、いつまでも映画作りを続けさせてやりたい。その為には安定が必要だ。今は我慢の時なんだ。いずれ社員達が好きな映画を作る為にも数字を優先しないといけないと思っていたが私の考え方は少し数字に偏り過ぎてたかもしれない。確かに夢のあるビジネスとは言えない。一度、若林に好きにやらせてみるか?」と本当は飯島は社員の事を誰よりも考えている事が分かった。
外で待っていたハルは飯島が出て来ると「よろしくお願いします」と頭を下げた。
飯島のお陰で若林たちは楽しそうに『熱帯の桜』の企画に取り組んでいた。
ハルは家に帰り涼に映画の仕事が上手くいった報告をする。
寿史が映画好きな事をネットで調べて知っていた涼は「僕が映画が好きなのもDNAかもね?」と言う。
「ねえ、涼。本当はお父さんに会いたいんじゃない?お父さんとちゃんと会ってみる?」と聞くと涼は「ちょっと興味ある」と言う。
3人は食事する事になった。
涼は少し緊張していて寿史を直視できず、いつものハキハキした涼ではなかった。
話もあんまり弾まない。
「ねえ、二人の離婚の原因って、もしかしてそれ?」と二人の餃子の食べ方を見て涼はよく分からない事を聞く。
そんな楽しそうな3人の様子を店の外から「まじかよ?」と言いながら川上が目撃していた。
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ドラマ『ハル ~総合商社のオンナ~』第5話予告
ドラマ『ハル ~総合商社のオンナ~』第5話は、番組公式HPに以下のように紹介されています。
晴(中谷美紀)ら、経営企画部に「ベトナムでの五木商事の認知度アップ」という新たなミッションが下される。グループ会社の五木鉄鋼が初めてベトナムへ進出することになり、ベトナムで五木鉄鋼を広く認知させる戦略のためだ。
矢島智明(渡辺邦斗)は、日本で活躍するベトナム出身の著名人とのスポンサー契約を提案。
この案に賛同した晴は、将棋界で今最も注目されているベトナム出身の若き天才女流棋士グェン・ランを候補に挙げる。
さっそく晴は部下の青柳悠馬(白洲迅)と共にランがエージェント契約を結ぶ代理人の寺尾紀之(野間口徹)と交渉を開始し、好感触を得る。
ところが、寺尾は後日一転して五木商事と同じ提案をする大手飲料メーカーが現れたため、2社によるコンペにしたいと言い出した。
思わぬ強敵が現れた上に、晴の強引さがあだとなる事件が発生してしまう。
果たして、晴はこのピンチをどう乗り切るのか!?
一方、晴は一人息子の涼(寺田心)と和田寿史(藤木直人)が偶然会ってしまったのをきっかけに、新たな展開が訪れようとしていた……。
(ドラマ公式HPより引用)
まとめ
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