ドラマ『同期のサクラ』第4話をご紹介!!
ドラマ『同期のサクラ』第4話を見逃した方も安心!!後で無料で視聴する方法も説明してます。
まずは番組公式HPに紹介された内容をご紹介します!!
2019年夏、眠り続けて3ヶ月が経つサクラ(高畑充希)の病室に訪れた蓮太郎(岡山天音)は、サクラの手に残る傷痕を見ながら社会人4年目の出来事を思い出していた……。2012年9月―。前年の震災の影響でサクラの故郷・美咲島に架ける橋の着工は延期。
土木部で故郷に架ける橋作りに関わりたいという夢は遠のくものの、社史編纂室に飛ばされながらも目の前の仕事に全力で取り組んできたサクラは1年ぶりに人事部に戻ることに。
再び人事部長・黒川(椎名桔平)とすみれ(相武紗季)の下で働くことになったサクラは、早速メンタルヘルスケアプロジェクトの担当を任され、ストレスチェックのアンケートを回収するため各部を回る。
ますます絶好調で調子良く働く都市開発部の葵(新田真剣佑)、密かにサクラに好意を抱きつつ震災以来ボランティアに力を入れている営業の菊夫(竜星涼)、1年前の一件以来友達としてサクラを信頼しつつ広報での仕事にもやりがいを感じている百合(橋本愛)……と、同期の元を回っていくサクラ。
そんな中、設計部の蓮太郎は悩みは無いと言いながらもどこか苛ついている様子。
社内コンペの準備で忙しいと話す蓮太郎だが、設計部の先輩と後輩から一級建築士の試験に落ちたことをおちょくられているのを見たサクラは、周囲に心を閉ざす蓮太郎が気にかかる……。
その夜、両親がラーメン店を営む実家に帰宅した蓮太郎は、生き生き働く両親と店を手伝う大学生の弟の仲良し家族ぶりにすら嫌気がさしていた。
翌日のコンペのための設計図作りにも行き詰まり、何もかもうまくいかない蓮太郎は、部屋にこもって仕事と家族への愚痴をネットの掲示板にぶつける。
翌朝、サクラはアンケートを回収するため蓮太郎を待ち伏せする。
しかし、サクラと同期たちが自分の噂話をしているのを見た蓮太郎は、逃げるように立ち去ってしまう。
その日の午後、設計部の前で蓮太郎を捕まえたサクラは、同僚たちがコンペの時間変更をわざと蓮太郎にだけ知らせなかったと話しているのを二人で立ち聞いてしまう。
自分を笑い者にしている同僚たちの会話を聞いた蓮太郎は、悔しさから頭に血が上りそばにあったカッターを手に取る!
慌てて止めようとしたサクラを振り払おうとした時、誤ってカッターがサクラに当たって……!
手から血を流すサクラを前に動揺した蓮太郎は、その場から逃げ出してしまう。
その日、蓮太郎の家を訪ねたサクラは、蓮太郎から「もう会社にはいかない」と聞かされ……。
設計の仕事は好きだが、プライドが高い上に傷つきやすく周囲に心を閉ざす蓮太郎。
同期たちの力を借りて蓮太郎を説得しようとするサクラだが、無断欠勤を続ける蓮太郎にはクビが迫っていた……。
(ドラマ公式HPより引用)
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ドラマ『同期のサクラ』第4話のネタバレ・あらすじ!!
2019年夏。
サクラが眠り続けて3か月経っていた。
2012年9月。
サクラは1年前から社史編纂室に飛ばされていたが、また人事部に戻る事になった。
しかし美咲島に架かる橋の着工は震災対応でしばらく延期される事になった。
社史編纂室から戻って来たサクラは黒川に笑顔で迎えられる。
復帰早々、サクラにピッタリな仕事という事でメンタルヘルスケアのプロジェクトの担当を任された。
会社をすぐに辞めてしまう事が社会的に問題になっているからメンタル疾患のサポートに力を入れる事になったとの事だった。
一か月前、社員全員にストレスチェックシートを一斉送信したが未回答の人がいるから早く出すように督促して回る仕事だった。
打ち明けにくく一人で悩むことが多いので会社に遠慮なく相談するようにと安心させる事が目的だという趣旨を黒川から聞きサクラは納得する。
葵はベイサイドエリアの開発プロジェクトで忙しいようでサクラがその場で質問し答えてもらった。
仕事は絶好調で悩みは無さそうだった。
菊夫は昨年の震災で時々応援でボランティアに行っていた。
困ってる人を応援するだけじゃなく自分から行動を起こしたいとサクラに話す。
仕事の悩みはないが少し気になる人がいて恋なのか友情なのか微妙な感情で揺れていると相談するがサクラは自分が菊夫に思われてるとは気付かず「その人に直接聞いてみればいいんじゃないでしょうか?何なら私が聞いてあげましょうか?」と相談に乗ろうとする。
「それは絶対無理」と菊夫は大きく首を振る。
百合は「相談する人はいますか?」というサクラの質問に「いるわよ。目の前に。だって友達でしょ?」と答える。
サクラは「恐縮です」と分かりにくいが照れている。
結婚をやめて会社に戻って来た時は陰で色々言われたけど仕事で結果を出せばいいと思っているし、この前は女性に接待を無理に強要する事をやめてもらった。
会社全体で無駄な事を改善していったらもっといい職場になると前の百合とは全く違っていて仕事にやりがいを感じていた
設計部の蓮太郎はサクラに悩みはないと言いながら何もかもが上手くいかず終始イライラしていた。
一級建築士の試験がまたダメだったようで後輩からもバカにされている。
設計部のみんなはお昼に連れ立って行くが蓮太郎だけは「どうせ行かないか」と一人ぼっちになった。
サクラがラーメンに誘っても「ラーメンだけは死んでも食わない。社内コンペがあるから忙しいんだよ」とイヤホンをして周りの声をシャットダウンした。
しょうがないのでアンケート用紙を置いて「明日までにお願いします」とサクラも設計部を後にする。
「ラーメンだけは食べない」と言っていた蓮太郎の実家はラーメン屋だった。
蓮太郎はストレス発散の為にネットの掲示板に会社と家族の悪口をぶつけた。
翌朝、出社するとアンケートの回収をする為にサクラが蓮太郎を待ち伏せしていた。
同期達が蓮太郎の事を心配して話している姿を見て思わず隠れていたが菊夫に見つかってしまう。
「俺の事は心配しなくて大丈夫だから。一級建築士に落ちたのは仕事が忙しくて勉強する暇なかったせいだし月村に好きって言ったのは冗談で……それと今日社内コンペがあって結構自信があるんだ」と言いたい事だけ言って去って行った。
自信満々に設計図を仕上げた蓮太郎はコンペ会場に急ぐが誰もいない。
上司に電話すると「終わったけど」と言われ落胆して設計部に戻って来るとアンケートの回収にサクラが待っていた。
設計部では蓮太郎がいないのをいい事に「部長も酷いっすね。コンペの時間変更になったの伝えないんっすもん」「アイツのデザインなんて、どうせ見るだけ無駄だからさあ」「仕事もとろい」「大学も二浪してるんですよね」「もう少ししたら異動させるから。何考えてるか分からないし大した戦力にもならないから」と蓮太郎をバカにするような陰口を言ってみんなが笑っていた。
部長はわざと2時間早くなった社内コンペの時間の変更を蓮太郎にだけ言わなかったようで、それを聞いていた蓮太郎は怒りに震える。
そばにあったカッターを手に取り設計部の中に入ろうとする蓮太郎を「ちょっと何する気ですか?やめて下さい。同期のみんなも悲しみます」とサクラは全力で止めた。
「別にどうなってもいい」と捨て鉢になった蓮太郎と揉みあいになりサクラは手をケガしてしまう。
「大丈夫です。大した事ありません」と言うがハンカチで押さえても手からは血が流れている。
動揺した蓮太郎はその場から逃げ出す。
その日の夜、サクラは蓮太郎の家を訪ねた。
蓮太郎の家はラーメン店で蓮太郎以外の父、母、弟は明るく元気がいい。
蓮太郎は自室に閉じこもっているらしく「会社で何かあったんですか?」「さっき帰って来てもう会社に行かないとか言ってたから」と両親は心配そうにサクラに尋ねる。
サクラは本当の事が言えず「ご本人と会ってからご説明します」と蓮太郎の部屋に向かう。
蓮太郎はケガをさせたサクラの手の事を心配してくれた。
サクラは「5針縫ったけど大丈夫。会社には言ってない」と包帯をした手を見せた。
「あんな会社なんてうんざりなんだよ。みんなバカばっかりでくだらないいじめなんかして」とIT関連の会社に転職しようかと蓮太郎は投げやりになっていた。
サクラはコンペに提出予定だった蓮太郎の設計プランを見せてもらう。
「こんな商業施設は見た事ありません」と言いながら「実際に作るとなると、問題点が多い」と指摘する。
全面ガラス張りだと明るくていいが直射日光で温度が上がり過ぎて光熱費がかかる。
入り口が狭いので地震や家事の時、人が押し寄せてみんながパニックになる。
訪れた人をどこに誘導したいかが分かりにくくて迷ってしまいそう。
と次々問題点を指摘すると「もう少し、気を遣ってものが言えないのか」と部屋から追い出される。
「ご両親も心配してるのでお願いだから会社に来て欲しい」とサクラは懇願するが「あんなラーメン作ってるだけでニコニコしてるような奴らに俺の気持ちなんて分かる訳ないし」と蓮太郎は言い放つ。
父親は一流企業に勤めていたエリートだったのに「自分のやりたい事やるんだ」と言って会社を辞めて脱サラしてラーメン屋を始めた。
母親は父親の夢を叶えたいと喜んで協力していた。
弟もそんな父の作ったラーメンを「うまい」と毎日食べて出前を手伝っている。
だからラーメンが嫌いなのだと納得する。
そんな仲良し家族の中にも蓮太郎は入れず居場所がなく「ラーメンの匂いが染みついた家を出て一日も早く一人暮らしがしたい」と考えていた。
サクラを追い出そうと部屋のドアを閉めようとする蓮太郎に「考え直してもらえませんか?いつでも相談にのりますから。仲間なんだし」と一生懸命、訴える。
「俺は仲間なんかいらないんだよ」と部屋のドアをバタンと閉めてサクラを追い出す。
翌日、黒川から「お前の同期の設計部の土井蓮太郎、もう何日も無断欠勤をしてるみたいじゃないか?部長も庇う気もないみたいだし、このままだとクビになるぞ」と言われる。
サクラにいつもの喫茶店に集められた同期のメンバーは蓮太郎の事を相談される。
みんなで行って蓮太郎の事を説得してもらいたいとお願いする。
葵は来なかったが百合と菊夫も快く同意し一緒に蓮太郎を訪ねる事になる。
部屋から出ずに引き籠っている蓮太郎に一人一人、呼びかけ説得をするが蓮太郎には上部だけの言葉は通用しない。
返事は全てメールで返信され言葉も発しない。
遅れてきた葵が話しかけドアが開いた瞬間は成功したかに見えたが「俺は、お前の事が一番嫌いなんだよ」と顔を出しドアをバタンと閉めて、やっぱり出て来ない。
説得は逆効果かと思われた。
「蓮太郎君、今日部長に言われました。明日までに来なければクビになってしまうって。本当に良いんですか?このままで。百合も菊夫君も葵君だって本当に心配してるから来てくれたんです。蓮太郎君の事を仲間だと思っているから」とサクラは呼びかける。
「仲間とか青春ごっこみたいな事、言うのやめてくれないかな?仲間だったら掲示板にいくらでもいるし」と悲しい返事が帰ってきた。
「設計はどうするんですか?好きなんでしょう?」とサクラが言うと「どうせ俺には才能なんかないから。一級建築士の試験も2年続けて落ちたし昔っから何をやってもとろいんだよ。大学も二浪して第一志望も第二志望も受からなかったし。」と自分を下げまくる。
花村建設に入社できた時は何か変わるかな?と期待したが設計部に入ったら誰も蓮太郎の事を分かろうとしてくれないし花村建設に入った事は失敗だったと言い出す。
「もう失敗したくないので部屋の中にずっといる。どうせ人類も地球温暖化で滅亡するんだし」とこじれに拗らせ同期達も次第にあきらめムードになってきた。
「新人研修は楽しくありませんでしたか?蓮太郎君はあの時、私が無理な注文をしても諦めず橋を設計してくれました。私は、あの橋は本当に素晴らしいと思いました。こういう物を作る為に花村建設に入ったんだと思いました。蓮太郎君もそうでしょ?あなたには才能が有ります。今は辛いかもしれないけど諦めないで下さい。伊能忠敬が地図を作り出したのは55歳です。やなせたかしさんのアンパンマンの人気が出だしたのも50代後半です。遅咲きの花だって良いじゃないですか?いつか花村建設を背負うデザイナーにになって下さい」とサクラは外から話しかける。
ドアが開き蓮太郎が顔を出したかと思えば「設計はもうやめるから」と社内コンペに出すための設計図をサクラに放り投げた。
サクラは怒りを通り越し無表情になり「あーそうですか?了解でーす。全然、大丈夫でーす。どうぞ、その部屋に一生引き籠ってジャンクフードでブクブク太ってネットのやり過ぎで目もやられて孤独死でもしちゃってください。じゃあ、ごきげんよう。さようなら」と抑揚なく一気に喋って帰って行った。
「お前が見捨ててどうするんだ?」「キレると心のシャッター閉めるんだ」とサクラの行動にみんなはビックリする。
家に帰ったサクラは冷静になり蓮太郎の事をじいちゃんにFAXで相談する。
「でもお前まで自分の事を嫌いになってどうする?辛い時こそ自分の長所を見失うな」というFAXが届いた。
蓮太郎は翌日も引き籠ってゲームをしていた。
携帯を見るとサクラからの着信履歴で一杯だった。
その画面を眺めている蓮太郎に「サクラが設計部に殴り込みに行く」という電話が百合から入る。
蓮太郎が会社に急いで行くと本当にサクラは設計部の部長に話をしに行っている姿を目にする。
百合達、同期は設計部の前でその姿を見守っていた。
くしゃくしゃになった蓮太郎の設計図を部長に見せながら蓮太郎の為にサクラは怯む事なく部長に話していた。
「これはこの前のコンペの時、部長が嘘の時間を教えたせいで提出する事ができなかった蓮太郎君の商業施設の設計図です。これを最初に見た時、独創的なデザインだけど欠点が沢山あると言って蓮太郎君を怒らせてしまいました。でも、その後、彼はこちらが指摘した個所を密かに直してくれていました。これを見た瞬間、もしこの商業施設が完成したら花村建設が未来に誇れる建物が生まれるかもしれないと思いました。同期の仲間に見せたら「もっとこうしたらいい。ああしたらいい」と次々意見が出てきました。広報部の同期はセンスがいいのでファッション性を加えてくれましたし、営業の同期は今までお客様と接してきたノウハウを生かして利用する人が便利で快適だと感じる空間に変えてくれました。都市開発部の同期は、この建物のシンボルとなるキャッチコピーを考えてくれましたし」と同期みんなで考えたアイデアを色を加えたり指摘事項を付箋で貼ったりした物を部長に見せていた。
「蓮太郎君は今、自信を無くし自分の欠点ばかり気にして自分の長所を見つけられなくなっています。でも彼には、どんなに時間がかかっても諦めない粘り強さがあります。新人研修の時、私と同期の仲間たちは心からそう感じました。それはデザイナーにとってかかせない資質なのではないでしょうか?」とサクラは訴えた。
しかしサクラの言葉は部長のには響かず「いい加減にしてくれ。他の部署の人間が口を出すような問題じゃないんだよ」とあしらわれる。
「仕事の邪魔なんで帰ってもらえますか?」とサクラは設計部の人達から連れ出されそうになる。
すると「私には夢があります。故郷の島に橋を架ける事です……」といつものセリフを言い出す。
周囲がドン引きしてもサクラは続ける。
誰も聞いてくれずサクラは連れ出される。
自分の為にここまでしてくれているサクラの姿を見てようやく蓮太郎は設計部に入る。
「今まで本当にすみませんでした。皆さんが知っているように俺は最低な奴でした。どうせ自分の事を分かってくれる人はいない、物事がうまくいかなかったら周りのせいにして人の話に耳を塞いで自分勝手に孤独な世界に閉じこもっていました。でも俺にもやっと一つ夢ができました。いつか同期のサクラに認めてもらえるような物を作る事です。誰よりも建物を愛して誰よりも仕事に厳しい彼女に俺のデザインを見て心から笑ってもらえるように頑張ります。その為ならどんなに失敗しても絶対にあきらめません。何年かかっても一級建築士になってみせます。どんなに辛くても二度と人のせいにしません。どんなにバカにされても逃げません。だから今日からまた皆さんと働かせてもらえませんか?」とプライドの高い蓮太郎が謝罪し頭を下げた。
「ありがとうサクラ」とサクラにも感謝する蓮太郎に「蓮太郎君に負けないように、どんなに辛い事があっても諦めずに頑張ります」とサクラも久々の笑顔になる。
同期のみんなにも「ありがとう。みんな。ごめんな、この前ひどい事言って」とくしゃくしゃの設計図を手に感謝し謝罪する。
菊夫が何故かアンパンマンの歌を歌い出し同期の5人で合唱する。
蓮太郎が家に帰るとサクラがラーメンを食べていた。
蓮太郎はビックリしたがサクラは「毎日、来ているうちにここのラーメンの大ファンになってしまって」と美味しそうに食べていた。
蓮太郎もそんなサクラを見て「俺も食べて見ようかなあ?」と嫌いだと言っていたラーメンを食べてみる事にした。
家族はそんな蓮太郎に驚く。
「今まで食べたことがないのに兄ちゃん」と弟もビックリし、固まっていた母も「ハイハイ、喜んで」と笑顔になり父も喜んでラーメンを作ってくれた。
蓮太郎はサクラと二人でラーメンを食べ「美味い」と呟く。
「ご両親はこのラーメン一杯食べた人がほんの少しでも幸せになるようにと願いながら出しているそうです。私は横っ面を張られたような気がしました。建物の方が沢山の人を幸せにできると思いあがってたから。負けられませんよ。私達も」と蓮太郎に言った後サクラは蓮太郎と二人で写真を撮ってもらう。
2019年夏-
蓮太郎はあれから一級建築士になるのも会社で設計を任されるようになるのも結構時間がかかったが、あの時みんなの前で誓ったサクラに認めてもらえるようなデザインがやっとできたと設計図を見せる。
「目、覚ましてくれよ。一番に見てもらいたいからさ。おまえに」とサクラに向って話すがサクラは目を覚ましてくれなかった。
蓮太郎はあれ以来、設計部の人達に自分の設計について相談するようになりお昼休みもみんなと一緒に行くようになっていた。
あの日、回収した蓮太郎のアンケートでは相談する人がいますか?周りの人に気軽に話せる人がいますか?困った時、頼りになる人はいますか?と言う項目全てに「いる」に〇が付いていた。
一方、人事部で黒川から「相変わらず仕事が完璧だね。やっぱり人事にむいてるんじゃないのか?ここに一生、骨をうずめるか?」と聞かれ嘘がつけないサクラは返事に困る。
「すみません。人事の仕事が嫌ではないのですが、どうしても土木部に行きたいので」と本音を打ち明ける。
「頑張ってればいつかは土木に行かせてやるから」と言いながら「大事な事を言うの忘れてた」と黒川から重大な事を聞かされる。
「震災対策で着工が遅れていた美咲島の橋は無期延期になった」といわれる。
無期延期と言うのは事実上、中止と言う事だった。
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ドラマ『同期のサクラ』第5話予告
ドラマ『同期のサクラ』第5話は、番組公式HPに以下のように紹介されています。
2019年、夏―。目を覚まさないサクラ(高畑充希)の病室に訪れた葵(新田真剣佑)は、「たいへんよく出来ました」と書かれたシールが貼られた手帳を手に、入社5年目の出来事を思い出していた……。
2013年9月。
美咲島に架ける橋の着工が無期延期になったまま人事部で入社5年目を迎えたサクラは、夢を諦めずに相変わらずの日々を過ごしていた。
そんな中、人事部では黒川(椎名桔平)が社員の社内表彰に関する仕事をいつものようにすみれ(相武紗季)に丸投げ。
社内告知の手配を頼まれたサクラは、葵が社長賞を受賞したことを知る。
しかし広報部の百合(橋本愛)によると、受賞者は立候補した人の中から選ばれるため、自己アピールとパフォーマンスばかりしている葵のような人が選ばれるのだと冷めた様子。
社長室で表彰され、いつものように調子の良いスピーチをする葵だが、社長(西岡德馬)から「お父さんによろしく」と言われると複雑な表情を見せる。
サクラは、葵の父が国土交通省の高級官僚だと知る……。
その頃、都市開発部では目玉プロジェクトが国の予算の都合で急遽凍結されるというトラブルが発生!
表彰状を持って意気揚々と戻ってきた葵は青天の霹靂に慌てるが、お前にできることは国交省の父親に頼むことだ、と実力ではなくコネを当てにされ、複雑な気持ちを抱いていた。
その夜、葵の社長賞を祝おうというサクラの呼びかけで、百合、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)はいつもの喫茶店に集まっていた。
自分の抱える問題を打ち明けることもできず、いつもの調子のいいキャラクターを演じる葵だが、同期たちが悩みながらも充実した日々を過ごしている様子を目の当たりにすると、つい見下すような発言をしてしまう。
怒った百合たちは帰ってしまい……。
残されたサクラは同期を傷つける葵の発言に突然号泣し酔いつぶれる!
仕方なくサクラを家まで送り、重い足取りで高級住宅街に佇む実家へ向かう葵。
プロジェクトの凍結について切り出そうとするが、父・康秀は同じエリート官僚の兄・光一とばかり話し、葵の話には耳も貸さず……。
翌日。
父に相手にされなかったことを同僚に言い出せない葵は、別の案を提案しようとするが、実力のないコネ入社のくせにリーダーぶる姿を一刀両断され深く傷つく。
その夜、サクラの前で激しく酒を飲んだ葵は、家では劣等感と疎外感を感じ、会社では親の七光りだと陰でバカにされている自分のことを笑いながら話すと酔いつぶれてしまい……。
葵を家まで送り、その立派な建築に感動したサクラは、葵の父と兄に会うと、突然嘆願書と、書き込みのされたパンフレットを渡す!
サクラの行動に背中を押され、話を聞いてほしいと父親に土下座する葵だが、冷たくあしらわれてしまう。
葵にかける言葉を探すサクラだが、葵から突然「俺と付き合わない?」と迫られて……!
(ドラマ公式HPより引用)
まとめ
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