わたし、定時で帰ります。|最終回(第10話 6月25日放送)ネタバレ・あらすじ。

ドラマ『わたし、定時で帰ります。』最終回(第10話)をご紹介!!

ドラマ『わたし、定時で帰ります。』最終回(第10話)を見逃した方も安心!!後で無料で視聴する方法も説明してます。

まずは番組公式HPに紹介された内容をご紹介します!!

巧(中丸雄一)に「結衣ちゃんとは結婚できない…」と告げられ、途方に暮れる結衣(吉高由里子)。

そんな中、外注先が倒産し制作4部のメンバーは窮地に陥る。

さらに「星印工場」から呼び出された晃太郎(向井理)は契約を進める条件として、福永(ユースケ・サンタマリア)を案件から外すことを要求される。

その事を聞いた結衣は、ついに福永と対決するが…

果たして結衣はチームを守ることができるのか?

定時の女が最後に選ぶ、新時代の働き方とはーー、そして巧との関係、晃太郎との恋の行方は?

ドラマ公式HPより引用)

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ドラマ『わたし、定時で帰ります。』最終回(第10話)のネタバレ・あらすじ!!

巧から「結衣ちゃんとは結婚できない」と突然言われてしまう。

巧の口から「浮気した。会社の先輩と…。結衣ちゃんを裏切った」と告げられてしまう。

「そんな事、急に言われても」と結衣は戸惑う。

巧は「ごめん」と部屋を出て行く。

結衣が何度、巧に連絡を取ろうとしても「ごめん。今は会えない。しばらく時間を置きたい」と会おうとしてくれない。

悪い事は重なり納期まで後、数週間の所で外注先が倒産したと吾妻から電話が入る。

本当だったら終わってなくてはならない時期でそれでなくても遅れている仕事は今、降りたら大赤字だ。

倒産した外注先は福永が「ここなら激安で仕事をしてもらえる」と探してきた所だった。

「まさか倒産するとは思わなかった」と吾妻もパニックになる。

吾妻は三谷に「こうなる前に何で東山さんに相談しなかったの?」と怒られる。

「落ち着こう」と言う結衣に、さすがの三谷も「落ち着けません。これでは納期に間に合いません」と慌てる。

晃太郎が「三谷さん、今すぐ取り掛かってくれそうなフリーのエンジニアに心当たりない?あったら三谷さんんも当たってみて」と指示を出す。

吾妻も「ヤバいよね。三谷さんの言う通りだよ。俺もこまめに確認してたら」と反省する。

結衣は「これからは遠慮なく何でも相談して。結婚するからとか気、使わなくていいから。私に負担かけるなって福永さんから言われてるんだよね。そんなの全然気にしなくていいから」と吾妻に言う。

何人かのフリーのエンジニアが確保され、みんなが、ホッとした所で八重が突然、姿を見せる。

「リハビリはまだ続けないといけないんだけど、だいぶ回復して来週から東京の病院に転院する事になりました。今まで迷惑かけて、ごめんなさい。来週から復帰させてください。挽回します」と復帰の挨拶に来てくれた。

みんなは八重が復帰してくれて心底ホッとした。

上海飯店で結衣は八重に巧の事を相談する。

「結婚がダメになるかもしれません」と結衣は泣き出す。

「巧は家を出て行くし浮気したって言うし結婚できないって言うし」と号泣し出した。

三谷は「結婚目前にして浮気?何というクズ」と呟く。

「みんなしてそんな。なかなか、いないよ。諏訪さんみたいな優しい人。前の種…」とポロリと八重が晃太郎の名前を出しそうになる。

「種田さんですね?以前、種田さんが東山さんを結衣と呼んでるのを聞いてしまいました。私もそこまで鈍い訳ではありません」と三谷にはバレバレだったようだ。

「私が巧の事も結婚の事も放ったらかしにしたから。巧といる時間より種田さんといる時間の方が長くなっちゃったから。巧が気にしてるの分かってたのに。巧の事、不安にさせちゃって」とますます号泣する。

王丹が「結衣さんはどうしたいの?」と聞くと「このまま別れるのは嫌」と泣きながら言う。

八重は「だったら、すぐに諏訪さん捕まえて話しなきゃ。東山が納得するまでちゃんと話し合って。それから自分なりの結論を出したらいいの」と励ます。

会って話したいとメールすると巧は、やっと来てくれた。

「このまま結婚やめるなんてできない。ちゃんと顔見て話がしたくて。正直、浮気されてショックだった」と本音をいう。

「でも、それ私のせいだよね。私が仕事、忙しくて巧の事、大事にできなかった。今の仕事終わったら元の生活に戻す。だから、やり直せないかな?」と一生懸命結衣は説得する。

「初めて会った時から結衣ちゃんが好きだった。種田さんと別れたばっかだったよね。種田さんは仕事が好きで私を見てくれないって結衣ちゃんは言ってた。だから僕は仕事より結衣ちゃんを優先して早く帰って結衣ちゃんを待ってた」と巧は言う。

無理してたわけではなく、自分が望んでそうしていたと思っていたが、やっぱり「そう思おうとしてただけなのかな?この先二人でいない方がいいと思ったんだ。ごめん」と巧は淋しそうに謝る。

結衣は、その足で実家に行く。

大荷物を見て「ケンカした?巧さんと」と母に聞かれ「ゴメン。やっぱり結婚やめる」と話すと「ええ?」と母はびっくりする。

両親は二人で「そっとしとこう」とでも言うように目配せする。

納期は後14日に迫る。

星印工場に出向き話合いが終わった後、福永は武田に「福永さん。ちょっとお時間頂けますか?」と話しかけられた。

結衣と晃太郎は席を外した。

武田も転職をしていた。

武田が以前、働いていた会社の経営が傾いたのは福永の前の会社から無理な発注をを受け続けてきたせいだと聞かされた。

「今回、倒産した外注先にも無理を強いたという事はありませんか?」と牛松に問われる。

「あなたの会社はクライアントが慈善事業のような金額で仕事を受けている。社員や外注に無理を強いる。そういう会社でしたね。種田さんが居る間は何とか品質が保たれていたが辞めてからは、酷いものだったそうじゃないですか?」と武田に言われ福永は顔面蒼白になる。

福永を待っている間、結衣は巧との結婚がダメになった事を晃太郎に報告する。

好きになると、その人の都合のいい部分しか見えなくなって本当は何を考えてるのか知ろうとしなくなる。

そこがダメな所だと結衣は反省する。

今から、という時に福永が「あれ?待っててくれたの?」と戻って来た。

くだらない世間話だったというが内容が何だか気になる。

後11日と納期は迫る。

福永はみんなの仕事の手伝いをしようと張り切るがイマイチ役に立たない。

晃太郎が星印の打ち合わせから帰り、結衣を呼び出す。

武田に呼ばれて会って来た晃太郎は、このままだと運用がベーシックオンに取られそうだと結衣に話す。

武田からは条件を出されていた。

それは「この案件から福永を外せ」という条件だった。

晃太郎は「運用を受注できなければ赤字になる。運用までという約束だったから3500万で引き受けた」と交渉するが「種田さんも東山さんも皆さんベストを尽くして下さっています。感謝しています。ですが私は福永さんを信用できません」と武田に言われる。

結衣は迷わず「外すしかないですね」と言うが、この期に及んでまだ福永を庇おうとする晃太郎に苛立つ。

「あの人はあの人なりに社員を守ろうとしていた」という晃太郎に「まだ、そんな事を言ってるんですか?今のこの状況を作ったのは誰ですか?こんな理不尽な仕事をしなきゃいけないのは誰のせいですか?全部、あの人の保身の為ですよね。手柄の為ですよね。あの人、人の事、人と思っていませんよ」と諭す結衣。

晃太郎は最初から福永は、あんな人ではなかった。リーマンショックの後、上手くいかなくなり会社を守る為に家を売った。「自分は身一つになっても社員を守る」と言っていた。それでも業績が悪くなる一方で妻子は離れていき晃太郎が辞めて社員が集団退職して会社は潰れた。

その話を聞いて結衣は「種田さんはこうなった今でも福永さんを守りたいんですか?」と聞く。

「外れてもらうしかないだろうな」と晃太郎も、やっと決心する。

晃太郎から福永に話をしてみると言うが「種田さんから言われたら傷つきますよね」と結衣から福永に話してみる事にした。

福永は「星印の案件では、みんなに迷惑かけてごめんね」と言いながら「種田君がいるから大丈夫」と、どこまでも晃太郎頼みだった。

結衣が星印の事を言いにくそうに話そうとすると福永は「外して欲しいって言ってきた?」と察しがついている感じだった。

「そうか、やっぱり僕か…。って納得できるか」とカバンを投げ豹変する。

その姿に結衣はビックリする。

「本当、勝手だよね。無理難題押し付けてきたのは星印でしょ。福永さん何とかしてくださいって泣きついて来たのは牛松だろ。あの野郎,手のひら返しやがって。みんなそうだよ。最後には手のひら返すんだ。三谷さんだって、あんなに福永さんの為に頑張りますって言ってたのに結局、東山さんの言う事、聞いちゃうんだもんな。きっと、種田君だって最後の最後に裏切るんだよ。それなら東山さんみたいに最初っから僕を拒否すればいいんだよ。定時で帰ります。これ以上、仕事はできませんってさ。でも誰もそんな事言わない。誰も自分に責任取らないんだよ。大体さあ、仕事が大変だってみんな文句言うけど仕事がないよりある方がマシじゃない。こっちだって転がり落ちないように必死でやってんだよ。自分の事ばっかり考えやがってって思ってんでしょ?それの何が悪いの?自分の事で精一杯。社長にも部長にも向いてない。それでもやるしかない。嫌でも仕事しなきゃ食っていけないんだからさあ」と福永は過呼吸になるくらいの勢いで訴える。

「疲れた~。何がダメだったんだろうね?どこを間違っちゃったんだろう?仕事があれば僕もみんなも幸せになれると思ってたのになあ」と嘆く。

結衣は「もう頑張るの辞めちゃったらどうですか?社長が社員研修の時言ってました。疲れたら必ず一息入れなさいって。心身ともに健康じゃなければ幸せも感じられないって」と福永に声をかけた。

「僕が外れたら運用獲れる?僕が外れなければベーシックオンに取られるよね」と福永は考え出す。

そこへ、どこからともなく現れた晃太郎がやって来て「降りて下さい。星印案件から下りて下さい。チームの為です。お願いします」と頭を下げる。

「もう僕の言う事は聞けないんだよね。分かった。降りる」と笑顔だが淋しそうだ。

「東山さん。種田君が仕事ばっかりしてるのは僕が無理やり働かせてると思ってるかもしれないけど、それは違うよ。種田君は仕事が好きなんだ。自分から仕事を取ったら何も残らないって思ってるんだ。そうだよね、種田君?それってそんなに悪い事かな?」と結衣に問いかける。

結衣の携帯に愁から連絡が入る。

晃太郎が忙しすぎて、いつ家に帰ってるのか分からないと来栖に聞いていた。

また昔のような働き方をしているのではないか?と心配していた。

晃太郎は子供の頃から周りの期待に応える事が自分の存在価値だと思っていて誰の事もガッカリさせたくないと思っている。

でも本当はそんなに強い人間ではない。

自分が死ぬ気で頑張れば必ず乗り越えられると自分に言い聞かせて生きている。

愁は「晃兄の事助けて下さい。このままじゃ今度こそ心も体も壊れてしまう」と結衣に頼む。

「分かった。やってみる」と結衣は携帯を切る。

結衣は石黒に制作4部に応援の人員を貸して欲しいと頼むが人手が余ってる所はないと即答で断られる。

ここ2か月、残業、休日出勤続きで疲れがたまっているブラックな働き方の実情を訴える。

「後、もう少しの辛抱。種田が何とかするだろ?」と、ここでも晃太郎は頼りにされていた。

「このままでは倒れますよ。ろくに帰らないで働いてるみたいです」と相談するが「仕事ができる人間に仕事は集まるようになってるんだ。結衣にはno more働き過ぎみたいに言うけど全てをかけて仕事をする喜びって言うのがある」とあまり相談には乗ってくれない。

納期まで後7日となった。

福永はしばらく休むと姿を見せない。

結衣が終電で仕事から帰ると父親が手塩にかけた部下が仕事中に亡くなったと聞く。

「一つ聞いてもいい?」と父親に結衣は質問する。

「お父さんは何て言ったら家に帰って来た?仕事が好きで仕事に命懸けちゃう人の事、どうすれば止められる?」と聞いてみる。

「何と言われても帰らなかっただろうな。世界一豊かな国になれば、当たり前に家族も自分も幸せになれるってな」と父は言う。

「仕事に命を懸けるのは幸せのため?お父さん本当はそう思ってないよね」と結衣は言う。

結衣は会社に恵まれたから定時で帰れるときは帰る。おかしいと思う事はおかしいって言える。でも、それができない人は大勢いる。

心の中で苦しんでいても口に出せない人が大勢。

「今ならお父さんの気持ちが分かる。帰りたくても帰れない訳があったんだよね。家族や部下を守る為に一生懸命働いてたんだよね。私もチーフとして責任もって仕事を終わらせたい。でも同僚が無理している姿を見るのは辛い」と父親に相談する。

人員を増やせば?と言われるが石黒に無理だと断られた。

「直訴してみたらどうだ?一番偉い人にだよ。お前が10年働いて学んだことを一粒残らず全部ぶつけて勝負してみろ。もしかしたら話、聞いてくれるかもしれないぞ」と意外な提案をした。

納期まで後4日となった。

結衣は朝、公園でウォーキングをしている社長に声をかける。

「用件があれば秘書を通してくれなくちゃ。釣りバカ日誌じゃあるまいし」と面倒くさそうに言われる。

採用面接で「定時で帰りたい」と言った人間は後にも先にも結衣だけだと社長は結衣の事を覚えてくれていた。

「4部の話は聞いている。東山さん定時で帰ってないんだって?入社以来の志を捨てたんだね。僕は会社を変えなきゃって思ってる時にちょうど君がやって来た。あれから10年かけて環境も制度も全て整えた。なのに、みんな定時で帰らない。有休を取ろうともしない。どうしてだ?」と社長は結衣に問いかける。

「現場の人達はみんな不安なんです。居場所がなくなるんじゃないか?と怯えたり、認められたくて無理をしたり、孤独な時間を仕事で埋めようとしたり、変わっていく世の中について行けなかったり、誰にも気持ちが言えなくて恐いんです。だから仕事に命を懸けてしまう人もいるんじゃないでしょうか?でも、それは間違ってます。仕事を好きならすればいいし止める権利はありません。でも、休みは絶対に取らなきゃいけないと思うんです。私は自分さえ定時で帰れればいいと思っていました。空気が読めない、やる気がないと言われても平気でした。でも、だんだん、そうも言ってられなくなってきました。自分が不幸になる為に働いてる人なんていない。みんな幸せになりたくて働いてる。それを知ってしまったら自分さえ良ければなんて思えなくなってきたんです」と長い結衣の直訴に痺れを切らし社長は「で、君は何が言いたいの?」と聞く。

「社長にお願いがあります」と社長にお願いをする。

納期まで後2日になった。

晃太郎は寝ずに5日も家に帰らず仕事をし、みんなのフォローも完璧にこなしていた。

休日出勤の朝、結衣は「種田さん、今日はもう帰って下さい。ずっと寝てないし休んでないですよね。今日は休んで大丈夫です。人員を借りて来ました」とヘルプの石黒を連れて来る。

事態を重く見た社長の采配で石黒は連れて来られたと説明する。

石黒は今は管理部だが元制作部で八重と結衣の元上司だった。

石黒はこの会社で過労で入院した最初で最後の人間だった。

結衣は仕事を始める前に「会社の為に自分があるんじゃない。自分の為に会社が有るんです」という社長の言葉を念頭に仕事に取りかかって欲しいと言う。

「間違っても自分を犠牲にしないで欲しい」と声をかける。

「食事時間と休憩は、しっかり確保して疲れたら仮眠を取ってかまいません。石黒さんが来てくれたので納期には十分間に合います。納品が終わったらビール飲みに行きましょ」とみんなのテンションを上げた。

石黒が来ても「納品が終わったら休む」と言って晃太郎は休まない。

半分晃太郎の為の取り組みだったが頑なだった。

「何でそんな働くんですか?」と結衣は聞くが「分かんない」と言われ打つ手はない。

石黒は次から次に仕事を片付ける。

結衣は石黒に「さっさと休め。チーフが休まないとみんな休みずらいぞ」と言われ休憩室に向かう。

しかし、パソコンを休憩室に持ち込み仕事を始める。

「毎度、上海飯店で~す」と王丹が頼んでないのに出前を届ける。

王丹は「結衣も八重も三谷も来ないから今月は赤字だ。終わったら来るのよ」と淋しくて会いに来たようだ。

「賄賂」と言いながら仕事中の晃太郎に請求書をそっと回す。

顔色が悪い結衣に「顔色悪いよ。休んでおいで。種田さんの真似したら倒れるよ」と言われ結衣は休憩室に向かう。

「休憩に行きます」と言いながらもカバンにパソコンを忍ばせる。

休憩室でパソコン入力中に結衣は今までの事を回想する。

入力をやめた途端、目が回りとうとう結衣は倒れる。

みんなは結衣がいない事に気が付き「あれ24時までって言ってましたよね」「どっかで寝落ちしてるんじゃない?」と言い始める。

「探して来い」と言う石黒に「俺、行きます」と晃太郎は仕事の手を休め探し出す。

晃太郎は携帯を鳴らして音が鳴る方の部屋へ移動した。

休憩室で結衣が頭から血を流し倒れているのを見つける。

「結衣、結衣」と声をかけながら揺するが目を覚まさない。

結衣が目を覚ますと、そこは病院のベッドだった。

晃太郎がそばで寝ていた。

「晃太郎」と呼ぶ。「種田さん」ではなく「晃太郎」と結衣は呼んでいた。

晃太郎も目を覚ます。

「良く寝た」と結衣が呟くと「おまえはバカか?」と晃太郎は呆れる。

急に「納品。早くしないと」と結衣が慌てだす。

「終わった。昨日の夕方、最終チェック完了。本日、納品。みんな最後までチーフの言い付け守って休憩取りながら仕事してたらしい。それでも終わるものなんだな」と晃太郎は感心している。

結衣は一日半、寝ていたようだ。

結衣が倒れて、引き渡しに社長が同行し運用を取った。

星印工場に「うちの社員に長時間労働を暗に求めるような企業からは今後一切、仕事を受けるつもりはありません。運用を受注できなくても構いません」と強気で向うが押し付けてきた追加料金の費用請求までしてくれた。

「やるな、社長」と結衣は笑顔になる。

「社長に宣言したんだって?みんなが安心して働ける会社を作りたいって。いつも定時で帰ってる結衣が過重労働で倒れたら会社も社員もショックを受ける。それが狙い?なんでこんな無理をした?何で休憩するふりして隠れて仕事なんか。何でそんな事するんだよ?」と晃太郎は結衣を問い詰めた。

「いくら休めって言っても聞いてくれないから知りたくなった。晃太郎はどんな気持ちで働いているんだろう?仕事に全てを捧げるってどんな気持ちなのか?でも結局分からなかったよ」と結衣には仕事に命を懸ける事がやっぱり分からなかった。

結衣は今頃になって、自分が額にケガをしている事に気が付く。

椅子の角で打ち3針縫っていた。

そして、さっきから「らしい、らしい」と言ってる晃太郎の言葉に結衣は気付く。

晃太郎は結衣が心配で仕事どころではなかった。

あんなに仕事に没頭していたのに仕事をせず結衣に付き添っていた。

医者は「心配ない。ただ寝ているだけだ」と言っても目を覚まさないし、呼んでも起きない結衣に、「どうなってるんだ?って恐かったんだぞ。もし、このまま目を覚まさなかったら?このまま帰って来なかったらどうしよう?って。結衣の言ってた事が今になって分かった。何で俺の顔、見る度、休めって言ったのか。何で働き過ぎだって怒ったのか」と晃太郎は自分の事を間違っていたと反省する。

そして結衣も自分が間違っていたと反省する。

「大事な人を目の前で失うのが恐くて会えない方がマシだと思って晃太郎から逃げた」と告げると晃太郎は泣き出す。

「泣いた顔、初めて見た」という結衣に「泣いてねーし」と泣きながら晃太郎は言う。

上海飯店では貸し切って打ち上げをしていた。

「星印の案件が無事終わったのは皆さんのお陰です。本当にありがとうございました」と結衣はみんなにお礼を言う。

ケガが治るまで結衣はウーロン茶だと王丹からは乾杯の時もウーロン茶を渡されビールはお預けになる。

晃太郎が実家に戻ると、晃太郎を見て「何か元気そうだね」と愁から言われる。

結衣は巧と同棲していたマンションの前で会っていた。

結衣が「会社の先輩とはどうなったの?」と聞くと「何か僕は一人の方がいいみたい」と巧は浮気相手の先輩とは付き合ってなかった。

「今までありがとう。楽しかったし幸せだった。さようなら」と感謝してお礼を言い二人は別れた。

半年後、福永は部署を異動していた。

会社のHPで「育児中でも介護中でも自分に合わせた働き方を」というリモートワーク戦略チームを発足し満面の笑顔で張り切っていた。

福永は晃太郎に「定時で帰れる会社があるなんて信じられなかった」と言っていたとの事だった。

晃太郎もそうだった。

「しかし、この会社に来て分かった。決まった時間内で利益を出す方がよっぽど難しくて挑み甲斐があるんじゃないかって」と晃太郎の考えも変わってきたようだ。

信号待ちで晃太郎は「まだ実家で暮らしてるの?」と結衣に聞く。

「ボーナス出たら引っ越します。早く実家出たいんですよ。両親、腫物扱いのように接してくるんで」と言う結衣に「俺んち来れば?マンションでも買うか?」と爆弾発言をする晃太郎。

「何?それ?どういう意味?」とつい、タメ口になる結衣。

「一緒に住もうって言ってんの」と言う晃太郎に「前向きに検討させていただきます」と結衣は笑顔になる。

二人は半額のビールを目指し上海飯店に走っていた。

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まとめ

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