ノーサイド・ゲーム|第8話(9月1日放送)ネタバレ・あらすじ。

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第8話をご紹介!!

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第8話を見逃した方も安心!!後で無料で視聴する方法も説明してます。

まずは番組公式HPに紹介された内容をご紹介します!!


里村(佳久創)が抜けたアストロズは落胆するどころか開幕戦に向けて激しいレギュラー争いが繰り広げられていた。

中でも新加入した期待の七尾(眞栄田郷敦)はスタミナ不足を露呈し、スタンドオフのポジション争いは浜畑(廣瀬俊朗)がリードしていると思われた。

しかし浜畑は七尾のスタミナ不足の原因を見抜き、解決策を伝える。

そんな頃、ゴルフ場建設反対派が再び府中工場前に集まるようになった。

君嶋(大泉洋)は総務部長として反対派の声を聞こうとリーダーの苗場(金山一彦)に声をかけ懇親会を開催する。

するとある疑問が浮かび、君嶋はトキワ自動車研究所の星野(入江甚儀)に自らの考えを打ち明ける。

その一方、ゴルフ場の責任者・青野(濱津隆之)とも君嶋は会話を続ける。

青野は熱い夢を語るのだが…。

ドラマ公式HPより引用)

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ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第8話のネタバレ・あらすじ!!

カザマ商事の買収はリューデリで問題なしとされ大詰めを迎えていた。

後は取締役会議で島本社長が承認するだけになっていた。

今や滝川の勢いを止める者はいなかった。

一方、アストロズはチームで唯一の日本代表の里村をサイクロンズに引き抜かれ部員全員が奮起し開幕も近づく中ますますレギュラー争いは激化していた。

3㎞トライアルでグラウンドを走る中、浜畑はみんなに遅れる七尾の走りをジッと見つめる。

浜畑はまだまだ若者には負けずスタミナ十分だが七尾はスタミナが明らかに不足していた。

七尾は以前ニュージーランドでひざのじん帯を怪我していた。

20歳位なら日本人も対抗できるがそれから一気にレベルが上がるので七尾はそれを思い知った。

それに80分間を走りきるスタミナがない。

そこが浜畑との大きな差だった。

「浜畑のスタミナにはどれだけ助けられたか」とチームメートは話していた。

アストロズのボランティア活動はリーグ2位という事もあり要請が増えた。

特に病気の子供たちを元気づけようと小児科病棟の慰問を積極的に行った。

七尾がラグビーボールを「良かったらどうぞ」と車いすの少女に渡すと「銀杏みたい」と少女は言った。

しかしゴルフ場建設反対の住民のデモ隊が結集して工場の前に集まって来た。

君嶋は「反対住民の方々達も大事な地域の住民ですから」とデモ隊の話を聞く為に時間を設ける事にする。

騒動を何とか押さえ君嶋はゴルフ場の責任者、青野に「こういう形ではなく時間をとって話し合いましょうと提案したら分かって頂けた」と報告した。

青野は大学まで実はラグビーをやっていた事を君嶋に打ち明ける。

「ラグビーには色んな事を教えてもらった。マナーや気遣い、何よりフェアプレーの精神を学んだ」と語る。

これらの精神はゴルフにも共通しているので特に子供達に伝えたいと青野は思っていた。

「ゴルフ場が完成すれば都心から1時間圏内で今までゴルフに触れる機会が少なかった都心の子供達にも気軽にゴルフを楽しんでもらえるようなシステムを作って、いつかここから世界に羽ばたく選手が育ってくれれば、と思ってる」という夢を語る。

家に帰り真希に反対派の人達と話し合うという事を話す。

「共存、共栄。人類皆家族。地域住民みな家族ですよ。家族が助け合って何が悪いんだ」と君嶋が言うと真希は「いやーいや、いやビックリ。そんな事、言うようになったんだ。自分の出世ばっか考えていたあなたが人様の為に何とかしてあげたいって。人って変わるものね。左遷されても悪い事ばっかりじゃなかったわね。なんならもう一回くらい左遷されてみる?」と恐ろしい事を言う。

府中市役所で反対派の人達の要望や抱えてる問題を聞くために懇談会を開いた。

毎日、自然が壊されていると写真に撮っているゴルフ場が作られている様子を君嶋に見せた。

「写真だけ見せられても…もう少し理路整然と説明して欲しい。カザマ商事とも交渉はこんな感じだったのか?」と君嶋が聞くと、前はもっと先頭に立って開発に反対してくれた人がいたが5か月前延期になって、それ以来その人は顔を出さなくなってしまったとの事だった。

彼は「親会社まで叩き潰してやる」と意気込んでいたらしい。

反対住民の話を聞いていると意外な人物の名前が出てきた。

それは星野から名前を聞いていた帝国工科大学の森下教授だった。

白水商船のタンカーのエンジンが急停止し座礁した事故で原油が洩れた時、原因がカザマ商事のバンカーオイルであると言う疑いがありバンカーオイルの調査を極秘に白水商船から依頼されていたのが森下教授だった。

カザマ商事を買収した後、この問題が発覚すればトキワ自動車が5000億の損害賠償を負う事になる。

森下教授の分析によると因果関係はないとの分析だった。

星野の話によると、「前に分析したオイルについて、あれは比較の為に用意したカザマとは別のサンプルだと言われた。でも今まで教授から手伝いを頼まれた時は同じサンプルを渡されダブルチェック用に分析してきた。なのに別のサンプルの分析なんて、わざわざ外注するとは思えない」とおかしいと思ってた事を君嶋に話す。

分析が終わったのはちょうど5か月前だった。

5か月前と言えば工事が延期になり森下教授が反対運動のデモに顔を出さなくなった時期と重なった。

「その時期に教授に何かあったのかもしれない」と君嶋は考えた。

カザマのオイルの検証と反対運動のどちらにも参加していたのは森下教授だけだ。

君嶋は森下教授が検証していたカザマのオイルの分析にカザマ商事が何らかの形で関わっていたのではないか?と推測した。

星野にもう一度分析をお願いしたかったが事故を起こしたオイルのサンプルがもう手元には無く不可能だった。

森下教授はこの分野の権威の為、「教授が白ならそれは白だ」と星野は言う。

君嶋は「買収した後でカザマのオイルに問題があればトキワ自動車は5000億と言う損害賠償を払わなければならないかもしれない。そんな事になったら株価は大暴落しトキワ自動車は大混乱になる。ラグビー部がどうとか言ってられなくなる」と危機感を感じていた。

早速、脇坂に相談する事にした。

カザマのオイルに問題があるかもしれないという確認を今、調べている事を滝川に伝えた方がいいか脇坂に聞いてみた所「滝川と風間社長は大学の同期で繋がりがある。もし二人が示し合わせていたら先に手を打って来る。確証を掴むまでは誰にも話すな。三週間後、取締役会議で審議がかけられる。食い止めるならそこだ。それまでに必ず証拠を掴め」と君嶋は脇坂に言われた。

君嶋は森下教授に直接話を聞く為に星野と一緒に会いに行く。

反対派の皆さんが近ごろ顔を見せない事を心配していると伝えた。

「タンカー座礁事故の大きな分析の仕事を終え時間ができたのではないですか?」と聞く君嶋に森下教授は星野に向かって「君が喋ったのか?困るよ。こういった調査依頼というものは秘密で行われるものだ。研究者としてルール違反なんじゃないのか?」と注意する。

「星野は申し訳ありません」と謝罪し森下教授は今回は大目に見てくれた。

君嶋は「教授は弊社の研究所にカザマ商事のオイルとは違う別のサンプルの調査を依頼されたとお聞きしました。ちなみに、それは何のオイルだったんでしょうか?」と聞く。

森下教授は「正直に言えばこれでカザマ商事は大変な事になるかもしれない」と意気込んで分析したという。

あらゆる角度から徹底的に分析したいと思って過去に実際事故を起こした分析を依頼した。

比較すれば違いが分かるので調べてみようと思ったとの事だった。

しかし残念ながら結果は白だった。

研究結果に嘘は付けないと君嶋に話す。

最後にもう一つだけと「反対運動にそもそも、どうして参加されたのですか?」と質問する。

「昔、近所に大きな銀杏の木があって娘が妻と一緒によく遊んでいた。そこがゴルフ場になるというので反対したんです。家族の思い出の場所です」と森下教授は答える。

妻を早くに亡くした森下教授は男手一つでまなちゃんという遅くにできた娘を手塩にかけて育てていた。

「まなちゃんは病気で入院してるみたいなんです」と星野が言うと七尾が「まなちゃんって森下まなちゃんですか?」とまなちゃんの事を覚えていた。

彼女はボランティアで行った病院に入院していた

七尾がボールをあげた時「銀杏みたい」と言った少女だった。

まなちゃんは七尾に英語を教えてもらっていた。

七尾にまなちゃんは「もうすぐ転院する」と言ったとの事だった。

君嶋はゴルフ場の責任者の青野に会いに行く。

タンカー座礁の事故の事について話を聞いた。

オイルの分析をしたのが反対運動をしていた森下教授だった事を話すと青野はビックリする。

「森下さんとは何度か衝突しましたがこの件は初めて知りました」と青野は言う。

青野はファンだった里村がサイクロンズに行ったので「厳しくなりましたねえ。選手達もガックリしてるでしょ?」と君嶋に言うが君嶋は「そんな暇はありませんよ。優勝に向けてみんな頑張ってくれてます。今度、練習、見に来て下さいよ」と青野を誘った。

七尾はグラウンドを一生懸命走っていた。

浜畑は七尾の走りをずっと眺めていた。

そんな時「今月末に部内マッチを行う。40分1本勝負だ。その試合の出来で開幕戦のメンバーを決定する。リーグ戦に出場したいのなら、まず目の前のライバルを倒せ。部内マッチまでは連携プレーは一切しない。走り込みだ」と選手達は柴門から言われる。

博人も部内マッチを楽しみにして見に行くと張り切る。

「レッツラグビー」と真希を誘うが「ノーラグビー」と断られる。

「興味ないの。だいたいねえルールがわからないのよ。ノックオンだのスローフォワードだのノットリリースだの…」と言いながら次々にラグビー用語が出てきた真希に君嶋は「メチャメチャ詳しいじゃない。本当はラグビー興味あるんじゃないの?」と言い博人もニヤニヤしながら真希を見る。

「ないわよ。本当にないから」と真希は否定するが「行こうよ。レッツラグビー」と博人と二人で真希をしつこく試合に誘う。

一方、滝川は料亭で風間と乾杯していた。

そこに青野も同席していた。

青野が学生時代にラグビーをしていたという話になる。

滝川はポジションを青野に尋ねた。

「フォアードです。卒業後は社会人ラグビーに行く予定でしたが膝をケガして内定が取り消しになって」と話す青野に風間が「うちの親父が拾ってやった」と口を挟む。

滝川は「青野君は何故ラグビーを辞めたんだ?真剣に治してれば続けられたんじゃないの?」と言う。

「そうかもしれません。でも元々才能がなかったので」と言う青野に「もしラグビーを続けていればこんな高い酒は飲めることも無かったろ。良かったな。ラグビーを辞めて」と滝川は嫌味なのか本気なのか分からない事を言う。

滝川は大学生の頃、アルバイト代がガンガン飛んで行く高いワインを飲むボンボンの中で自分が貧乏人呼ばわりされていた時の屈辱を思い出す。

「一生来れねー店に連れて来てやったんだから、ちょっとは感謝しろよな。貧乏人が」と吐き捨てるように言っていた相手が目の前にいた。

「私はやった。自分の力だけでここまで来たんだ。私は勝ったんだ」と滝川は、風間の会社を買収する優越感に浸っていた。

一方、七尾はまなちゃんのお見舞いに来ていた。

「七尾、ラグビーの試合出るの?」とまなちゃんは七尾に聞いた。

「その為には浜畑さんと言うすごい人に勝たなきゃいけないんだ」と七尾が答えるとまなちゃんは「勝てたらいいね」と応援してくれた。

「まなちゃんも早く元気になれたらいいね」と言うと「私、もうすぐ元気になれるの」と七尾に教えてくれた。

まなちゃんは来週、移植手術をするためにアメリカへ転院する予定だとまなちゃんから七尾は聞いていた。

アメリカで移植手術となると保険も利かず相当な費用になるはずだ。

ネットで調べると手術の費用は2億かかると言われている。

君嶋は教授がこの手術費用をどうやって捻出したのか?と考える。

「真相が見えてきたな」と君嶋は呟く。

君嶋は病院まで行って森下教授に話を聞く。

アメリカに行く前に君嶋は「失礼ですが費用はどうされたのですか?教授に一人で用意できる金額とは思えません。別の誰かの援助があったのでは?たとえばカザマ商事とか…」と失礼承知で話しかける。

カザマ商事は事故を起こしたタンカーに使用されたカザマのバンカーオイルの分析を森下教授に依頼された事を知り高額の金を渡す代わりに分析中のバンカーオイルのデータを偽装して欲しいと持ち掛けた。

まなちゃんの手術の莫大な費用に困っていた森下教授は要求を聞き入れ データを改竄した。

君嶋は反対運動の人達が持参した写真の中からゴルフ場のど真ん中にある銀杏の木が写っている写真を見せた。

「昔、娘さんが亡くなられた奥様と一緒に遊んだ思い出の木です。あなたはデータの偽装と反対運動から手を引く代わりに銀杏の木だけは残して欲しいとカザマ商事にお願いしたのではありませんか?森下教授、私が知りたいのはただ一つ、このままトキワはカザマ商事を買収していいのかどうか…。星野君が分析したオイルは黒でした。エンジントラブルを引き起こす原因となるものだったんです。あれはカザマ商事のバンカーオイルだったんじゃないんですか?このまま不具合を放置していたら、また別の事故が起こるかもしれません。あなたは研究者としてそれでいいんですか?」と君嶋は訴える。

しかし森下教授は「私の分析結果は白だ。君嶋さん、明日私達はアメリカに発ちます。今、手術を受ければ娘の命は助かる。カザマ商事のオイルに問題などない。誰に何を言われようと今の私にはこれしか言えないんだ」と涙ながらに森下教授は口をつぐむ。

一方、無理な練習をする七尾に浜畑は自分の針の先生を紹介する。

「先生に任せとけ。膝が楽になるわ」と浜畑は言う。

「下手な足の庇い方をするからスタミナが落ちるんだ」と浜畑は分析していた。

七尾は「どうして、こんな事?」と浜畑に聞くが「ベストなお前を叩きのめさんと意味がない。言い訳できへん状態でぶちかましたるわ。わかったら全力でかかって来い」と浜畑らしい励まし方をする。

一方、君嶋が一つ分からないのは「教授がカザマ商事のオイルを検証しているのをカザマ商事はどうやって知ったのか?最初は教授もカザマのオイルの問題を追及しようと張り切っていたはずなのに…」という疑問を持つ。

接点がどこにあるのか?

反対住民の苗場に森下教授の話を聞きに行く。

「親会社まで潰す」と森下は言っていたはずだ。

「カザマのオイルの分析調査について口にされませんでしたか?」と聞くと苗場は「何でそれを?」と驚く。

「そのことを誰かに話しましたか?」と君嶋は大事な事なので教えて欲しいと苗場に詰め寄る。

君嶋は青野にアストロズの部内マッチを見に来ないか?と誘う。

「 レギュラーをかけて選手全員が本気で戦います。今年のアストロズの行方を占う大一番です」と君嶋が言うと「そんな大事な試合いいんですか?」と青野は少し戸惑った。

「大事な試合だからこそです。自分の名誉の為に諦めずに戦う選手の姿を青野さんに見てもらいたい」と君嶋には何か画策があるように感じる。

部内マッチ当日。

部内マッチを行う前に3キロのタイムトライアルでグラウンドを選手達は走っていた。

あんなにスタミナ不足だった七尾が余裕を見せた。

針のお陰か七尾の膝の調子はよかった。

青野やジュニアアストロズが見守る中試合は始まった。

七尾はスタミナ不足も解消し膝に古傷を持っていたが動きも浜畑と互角の活躍を見せる。

青野は部内マッチは経験があるがライバルの弱点を責められる事がざらだったと話す。

その頃右膝にケガを抱えていた青野はライバルから右膝にタックルされ選手生命もそこで終わったという事だった。

当時はそのライバルを恨んだが青野は真剣勝負の場に向かうだけの覚悟が足りなかった、そのケガと向かい合って克服するだけの強さもなかった。

青野は「自分に負けた」と語った。

試合は浜畑のタックルもさる事ながら七尾の動きも浜畑に負けてない。

君嶋は七尾には膝に古傷があり選手達はみんな知っているという事を青野に話す。

「もう少しタックルで責めれば一発なのに…されたんですよ私が…」という青野を無言で君嶋は見た。

しばらく試合を見ていた青野は「しかし、このチームは誰もそんな事しませんね」と呟く。

浜畑は七尾の傷を狙うどころか七尾の治療の手助けまでしていたと君嶋が伝える。

「どうして敵に塩を送るような事を?」と青野は驚く。

「浜畑と言うのはそういう男なんです。それがアストロズなんです。戦うのはグラウンドの中だけでグラウンドの外では家族ですから」と、ただ勝つだけではなく正々堂々と戦うのがアストロズのラグビーの戦い方だと君嶋は青野に話す。

試合は終わった。

「浜畑君も七尾君もどっちも素晴らしかった」と青野は立ち上がって拍手する。

「どっちが選ばれるでしょうね?」と二人の互角の戦いに君嶋にもどちらか見当がつかない。

柴門が「メンバーは15分後に発表する」と言うと選手達は緊張した顔になる。

君嶋は青野をクラブハウスに案内する。

時計の時間を気にしている青野に「飛行機の時間ですか?心配しなくても教授と娘さんは無事に日本を発たれたはずです。昨日私の渾身のタックルは届かなかった。カザマ商事のオイルに問題があるのか突き止める手立てを失いました。でも、まだ試合は終わっていません。反対派のリーダーの苗場さんにお会いし話を聞きました。カザマ商事に関して検証を行ってる事を外部の人に洩らしたそうです」と君嶋は告げる。

苗場は青野に話したと君嶋に話していた。

青野はタンカー事故の調査を依頼されている事を風間に報告した。

風間の指示で青野は教授にデータ偽装を持ちかけた。

教授は娘の手術代と銀杏の木を残す事を条件に分析結果を改竄した。

「ここまで調べた事を白水商船に知らせる」と君嶋は青野に言う。

白水商船が再調査に乗り出せばカザマのオイルの問題は明らかになるがそれでは遅い。

トキワ自動車がカザマ商事を買収した後にこの事実が発覚すればトキワ自動車も莫大な賠償責任を負う事になる。

ラグビー部もタダでは済まない。

リーグ戦に向けて彼らが積み重ねてきた努力は無駄になるかもしれない。

買収を食い止めるのは青野に証言してもらうしか方法はなかった。

君嶋は「こんな話をあなたとしたくなかった。今日あなたを誘ったのは私が守りたいと思ってるものを見て欲しかったからです。トキワ自動車を守りたい。アストロズを守りたい。懸命に戦っている彼らの未来を奪わないでやって欲しい。今、彼らを守れるのはあなただけなんです」と涙ながらに訴えた。

いよいよ開幕戦のメンバーの発表が始まる。

友部と佐々が本波と里村に代わって選ばれた。

浜畑と七尾はどちらが選ばれてもおかしくなかった。

しばらく柴門は言い淀む。

「10番、七尾」と七尾の名前が呼ばれた。

七尾が開幕メンバーとなり浜畑はレギュラーから外れた。

浜畑は目を閉じた。

選手達は一斉に浜畑の方を向く。

七尾は何とも言えない空気に包まれ返事をするのも忘れている。

本波から「返事」と言われようやく「はい」と大きく返事する。

開幕戦のメンバーを伝えた後、柴門も浜畑を見ながら涙を堪える。

浜畑は七尾の所に行き、抱き着き「頼む、七尾」と言う。

七尾は思わず泣き出す。

それを見てみんなは拍手する。

青野ももらい泣きし「私も彼らに恥じない自分でありたい。私の知ってる全てをお話します」と君嶋に告げる。

君嶋は青野に頭を下げた。

その頃、滝川達が「カザマ商事買収プロジェクト」の会議を始めていた。

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ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第9話予告

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第9話は、番組公式HPに以下のように紹介されています。


トキワ自動車本社では滝川常務(上川隆也)を中心としたカザマ商事買収に関する会議が行われていた。

経営戦略室長の脇坂(石川禅)は会議のメンバーではない君嶋(大泉洋)をこの会議に臨席させる。

君嶋はある資料を用意していた。

一方、今年こそ優勝を目指すアストロズでは七尾(眞栄田郷敦)がレギュラー入りし、浜畑(廣瀬俊朗)は控えに回った。

しかし浜畑が控え組をまとめたおかげで控え組のレベルも上がり、全体的な戦力アップがなされていた。

そんな中、柴門(大谷亮平)は七尾の弱点を発見し…。

ドラマ公式HPより引用)

まとめ

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第8話のネタバレ・あらすじ・見逃し動画無料視聴方法などをご紹介しました。