トレース～科捜研の男～｜第11話（最終話 3月18日放送）ネタバレ・あらすじ無料視聴はこちら！

ドラマ『トレース～科捜研の男～』第11話（最終話）をご紹介！！

ドラマ『トレース～科捜研の男～』第11話（最終話）を見逃した方も安心！！後で無料で視聴する方法も説明してます。

まずは番組公式HPに紹介されたドラマ『トレース～科捜研の男～』第11話（最終話）の内容をご紹介します！！

『武蔵野一家殺人事件』の真相を追う真野（錦戸亮）は、早川（萩原聖人）とともに食品会社社長の佐保（袴田吉彦）に会いに行った。

ところが佐保は、ボイラー室のガス爆発に巻き込まれて死んでしまう。

佐保は、不審死を遂げたホームレスの新妻（伊藤高史）と同じく早川の教え子のひとりであり、真野の兄・義一（倉悠貴）をいじめていた主犯格でもあった。

科捜研に戻った真野は、虎丸（船越英一郎）を交え、ノンナ（新木優子）と海塚（小雪）にこれまでの経緯を話す。

真野は、『武蔵野一家殺人事件』の証拠品だった軍手に残されていた身元不明のDNA型と、妊娠していた姉・仁美（夏子）の胎児の絨毛のＤＮＡ型を鑑定し、その２つに親子関係が認められることを突き止めていた。

つまり、仁美を妊娠させた相手が、真野の家族を殺した犯人である可能性が高いのだ。

そこで真野は、佐保の心臓血のDNA型を調べたが、親子鑑定の結果は不一致だった。

佐保が死亡したボイラー室に臨場した真野は、ガスの元栓部分に付着した手袋の皮革を発見する。

その持ち主と思われる人物の皮膚片から採取したDNA型は、『武蔵野一家殺人事件』の軍手のDNA型と一致していた。

新妻の事件同様、佐保の事件にも捜査の打ち切り命令が出た中、仁美の交際関係をもう一度洗い直す真野たち。

そこで得た証言を基にさらに調べていくと衝撃の名前が浮かび上がる…。

そんな折、科捜研に刑事部長の壇（千原ジュニア）が突然視察に訪れ…。

（ドラマ公式HPより引用）

ドラマ『トレース～科捜研の男～』第11話（最終話）のネタバレ・あらすじ！！

佐保に会いに行った真野と早川はボイラー室の爆発で亡くなっている佐保を発見した。

真野は事件の第一発見者なので調べることができない。

原因はガス漏れでボイラー室のガス管に腐食による穴が見つかり電気のスイッチに漏電していた痕跡もあった。

老朽化によるものだと判断された。

真野は新妻と佐保が立て続けに事故死するのはおかしいと納得できずにいた。

武蔵野一家殺人事件の事を海塚やノンナに話す。

そして処分されたはずの武蔵野一家殺人事件の証拠品の中の軍手だけが新妻の死体のそばで発見される。

その理由は分からない。

軍手に遺されたDNA型と妊娠していた真野の姉の胎児の絨毛のDNA型は親子関係が認められた事を突き止めた。

そしてお腹の中の胎児の父親が真野の家族を殺害した可能性が高い。

真野とノンナは佐保の心臓の血液でDNA型を鑑定する。

しかし、佐保のDNA型は姉のお腹の中の胎児とは不一致だった。

虎丸に頼み込みボイラー室に臨場した真野はガスの元栓の部分の新しい傷を見つける。

そこに付着した手袋の皮片を発見する。

手袋の持ち主の皮膚片を採取しDNA型を調べると軍手のDNA型と一致した。

つまり姉のお腹の中の子の父親だった。

真野は虎丸達と一緒に当時、仁美が接触したであろう人物を探すため聞き込みをする。

一度カラオケボックスから仁美の通ってた学校と違う高校の男子と歩いていたという証言を聞き出した。

真野は卒業アルバムを見ながら壇浩輝という名前を見つける。

それは刑事部長の名前だった。

壇浩輝の父親は２５年前、警視総監だった。

警視総監が武蔵野一家殺人事件を隠蔽したのかもしれない。

そして仁美の恋人でお腹の子の父親かもしれない。

もし、壇が犯人だったら事件は握りつぶされて終わりだ、と虎丸は嘆く。

そんな時、科捜研に壇が現れる。

視察に訪れたというがこのタイミングで現れたのは変だ。

壇は紙コップをハンカチで拭う周到さだった。

壇はDNAを採取する道具に興味を持ち自らやり始めた。

血が出るまで口の中を擦る。

「源礼二君ですよね。君は武蔵野一家殺人事件の生き残りでしたね。これが欲しかったんでしょう」と言い「記念にもらって行きます」とDNAキットを真野に渡し、代わりに科捜研のボールペンを持って去って行く。

科捜研のメンバーに真野が武蔵野一家殺人事件の生き残りだと分かってしまう。

真野はDNA鑑定を行うが壇は胎児の父親ではなかった。

真野は早川に壇の事を報告する。

「事件の１０日前に姉と会ってただけで付き合ってたとは限りません」と真野が言うと、早川は「妊娠３か月と言うと９月か」と呟いた。

その言葉を聞き真野は何かを確信する。

早川が去った後、真野はカバンから手袋を取り出し早川の使ったコップからストローを持って帰る。

早川は店の外でその様子を見ていた。

虎丸が呼び出され「姉のお腹の子の父親が誰かようやく突き止めました」と報告する。

鑑定結果は胎児の父親は早川だった。

真野は姉が妊娠している事は話していたが、妊娠３か月だったという事は一度も話してない。

それにタイミングよく真野の前に現れ武蔵野一家殺人事件についての情報提供をしていた。

壇の存在が浮上した途端、突然視察に壇が現れたのも偶然とは思えない。

早川と壇は通じていた。

真野は監視されていたのかも知れなかった。

勤め先の塾へ行くと早川は２か月前に講師を辞めていた。

早川の自宅に行くと遺書を発見する。

筆跡鑑定を行うと早川の書いた物で間違いなかった。

真野は壇に「武蔵野一家殺人事件の事で聞きたい事がある。二人で話したい」と、監視カメラから死角になるように檀の背中にナイフ突き刺しながら脅す。

「早川の自宅に行ったら遺書があった。兄が残した遺書と全く同じ文面だった。筆跡は早川の物だったが遺書を書く際に使ったインクを解析した所、科捜研が使っている速乾性を高めたインクで外部には出回っていない。つまり遺書は科捜研のペンで書かれた事になる。お前が視察に来た時に持って帰ったペンの事だ。あの遺書はお前が早川に科捜研のペンで書かせたんだな」と問い詰める。

すると壇は「さすが科捜研ですね。しかし私が何のためにそんな事をしたと？」と惚ける。

「お前が早川を自殺に見せかけて殺した、最初はそう思った。でも違う。あの遺書は俺を呼ぶためのメッセージだ」と真野は推測した。

科捜研では、真野が無断欠勤して虎丸達は大慌てだった。

最後に真野が調べていた早川の遺書の筆跡鑑定と、遺書を書いたペンのインクの成分解析を調べていた事が判明する。

「遺書を書くために使用されたペンと科捜研のペンの成分が一致」と解析されていた。

ノンナが視察の時に壇がペンを持って帰っていた事を覚えていた。

監視カメラに真野と壇の姿が映っていた。

二人は車で何処かに向かっていた。

GPSで真野の行方を追う。

虎丸達は真野と壇の追跡し、壇浩輝の別荘に辿り着く。

「懲戒免職になりますよ」というノンナの声も構わず虎丸は窓を割り中に入るが中には誰も居なかった。

真野と壇は違う場所にいた。

「早川はどこだ？お前の目的は何だ？」と真野は言うが推測が聞きたいと壇は言う。

壇が早川に新妻と佐保を殺させた。

おそらく早川は新妻に突然会いに行き話をする振りをして２種類の向精神薬を飲ませた。

意識を混濁させホームレス仲間から分けてもらった氷を口に入れ窒息死させた。

そして、わざと軍手を落として立ち去った。

武蔵野一家殺人事件の証拠品の軍手だった。

壇の父親が事件を処理させた後、回収された物を抜き取っていた。

新妻に前もって電話させたのも軍手を置いたのも真野に２５年前の事件を示唆するための仕掛けだった。

壇は早川を真野に接触させた。

少しづつ情報を与え、今度は佐保を殺すように命じた。

早川は事前に会場に忍び込みボイラー室のガス管と電気スイッチに細工を施した。

ガスボンベの元栓を開いてガスを充満させ準備が整った頃、佐保をボイラー室に呼び出した。

「これが俺の憶測だ」と真野は語る。

一方、虎丸は「真野のGPSを追跡したら壇ンの別荘に辿り着いたが車に携帯は放置され二人の姿はなかった。このまま放って置いたら真野は何をするか、いや壇の方が真野に危害を加えるかもしれません。だから何としてでも行方を突き止めたい。お願いです。Nシステムのデータを科捜研に送る許可をください」と一課長に懇願していた。

警視庁から壇の車に乗って出て行く真野の姿が確認されていた。

二人はどこかで車を降りている。

Nシステムで追えばどこか特定できるかもしれない。

「何の確証もない情報だけでは許可できない。話にならない。相手は刑事部長だ」と全く相手にされない。

「新妻大介に佐保優作、この事件に打ち切り命令を出したのは壇浩輝ですよね。実は武蔵野一家殺人事件を隠蔽したのは当時警視総監だった壇の父親だったという可能性が出てきたんですよ」という必死の訴えも一課長には届かない。

虎丸は「定年を目の前にしてふと思ったんです。真相を突き止める事が被害者と被害者の家族の救いになる。そんなあたりまえの事を、あの小僧が真野礼二が俺に思い出させてくれたんです。だから最後にせめてアイツの力になってやりたいんですよ。一課長、許可をください」と情に訴える。

「許可は出せん。壇刑事部長が関与してなかったらお前の読みが間違ってたらどうする？すぐに戻ってこい」となかなか手強い一課長だったが、最後は「科捜研のアドレスなんて知りませんよ、後はご勝手に」と部下にデータをメールで送ってくれた。

早川は壇の父親に隠蔽してもらった恩があるので壇に協力したと思われる。

壇の目的は真野に真実に辿り着かせる事だった。

壇は早川に役目を果たせば自由にしてやると言っていた。

その為に早川に新妻と佐保を殺させた。

これで２５年前の事件と繋がる人間は壇以外にいなくなった。

車両の解析をしていた科捜研は上田市という事が判明する。

そこは源義一、真野の兄がアーチェリーの大会でよく行っていた場所だ。

壇は歪んでいた。

アーチェリーの大会で笑っている義一の顔を見て今までにない衝撃を味わう。

学校に義一の姿を何度か見にも行った。

同じ学校の自販機荒らしをしていた新妻と佐保を使って自販機荒らしの事は父親に頼んで揉み消してやる代わりに義一をいじめて欲しいと依頼する。

義一をいじめている動画を見るのを楽しみにしていたがそのうち不登校になった。

そんな時、義一の妹の仁美が壇に「お兄ちゃんの事なんてどうでもいい。二度と立ち直れない位ボロボロにして欲しい」と依頼してきた。

仁美は早川と不倫関係にあった。

だが早川に妊娠が分った途端に捨てられたため、壇に義一と同じように早川をイジメて欲しいと依頼したのだ。

檀は新妻と佐保を使って今度は早川をイジメた。

どんどん崩壊していく早川だったが最後に壇は仁美が壇に早川を陥れる事を依頼する動画を見せる。

早川は源家に行き仁美を刺殺した。

そして帰宅して来た両親まで殺した。

その現場に、檀・新妻・佐保も後から現れ一家心中に見せかけるよう檀が決めた。

「弟が居るから死ねない」と言って嫌がる義一に無理やり遺書を書かせ、新妻と佐保に電気コードで首を絞め殺させた。

その話しを涙しながら聞く真野に壇は「自分を殺せ。お前の完敗だ。ざまあみろ」と挑発する。

真野はナイフを手にしたが檀を殺そうとはしなかった。

檀が立ち去ろうとした時、何処からともなく早川が現れ壇をめった刺しにした。

そして早川は自殺しようとするが真野は止める。

「どうして？俺は君の家族、殺したんだよ」と叫ぶが、真野は「俺は前に進みたいんだ。お前らとは違うんだ」と叫ぶ。

早川は緊急逮捕され壇は意識不明のこん睡状態になり意識が戻るかは分からない。

２５年前の事件もこれから取り調べが始まる。

虎丸は「檀と早川をどうして助けた？」と聞く。

真野は「なんででしょうね」と答え、「２５年前家族を失った日から暗闇の中にいた。進むべき方向が分からず立ち止まっているのは何よりも辛い、その気持ちが分るから真実を見つけ出し遺族に伝えたかった、そうすればきっと前に進むことが出来ると信じていた、でもあの時自分自身の真実を知った時、もし檀や早川を殺していたら二度と暗闇の中から抜け出すことが出来なくなる、俺は前に進みたい、そう思った」と話した。

真野は自分の為に懲戒覚悟で探してくれた虎丸に「嬉しかったです。来てくれて。虎丸さん有難うございました」と伝えた。

2人は握手し別れた。

科捜研では真野が来ない、辞めてしまわないかと心配していた。

ノンナが「真野さんは来ますよ」と言うと、そこにいつものように真野がやって来た。

しかし、意識不明の檀が目を覚ました。